NHK杯2020の、
アイスダンスの試合の、それぞれの組(カップル)の動画は、こちらの公式サイトの動画ページから
見ることが出来ます!(上の下線部をクリックどうぞ)
最初の方が、シングルの選手たちの動画で、ページの一番下の方が、アイスダンスです!
このNHKのサイトは、各動画の下に、演技構成が親切に掲載されていて、なかなか良いです。
羽生選手は、新型コロナウイルスの感染拡大への影響等を考慮して、
今回のグランプリ・シリーズは、初めて、シーズン開始時に、自ら欠場を表明いたしましたので、出場してはおりません。
今年は、このイレギュラーな開催方式の中、ほぼ、各国の選手のみという、
本来の国際大会としてのグランプリ・シリーズとは程遠い開催状況でしたが、
観客を50%程度に抑えるという措置の中、なんとか開催されました。
(しかし、見た限り、想像以上に観客がくっついているところもあったような… 大丈夫だったんでしょうか…)
追記:ロシアでは選手の中の感染拡大が広がっているようです。今回のNHK杯は、日本の中でも感染拡大が大きなニュースになっていた大阪が会場でしたので、NHK杯出場選手たちは、どうぞ今後も検査と管理で、油断なく。
そんな中、昨年末に、男子シングルを引退表明した高橋大輔選手が、
今シーズンから、アイスダンスに転向。
34歳でのアイスダンス転向という、
驚異の選択を、勇気をもって決断されたわけですが、
その高橋選手と、日本のアイスダンス界を引っ張ってきた女性側の代表選手である、村元選手が、ついにアイスダンス・デビューを果たしました!
そもそも、男子シングルからアイスダンスに転向するというのは、
若いうちはまだしも、年齢がいってからは難しいと見られていましたが、
もともと、「生まれ変わったら、アイスダンス選手になりたい」と言っていたほど
アイスダンス好きだった高橋大輔選手は、
本当に満面の笑みで、幸せそうに滑っていましたね…!!
リズムダンスとフリーダンスの2つの演技で競われる、アイスダンスは、
強豪選手たちのいる アメリカでは非常に人気が高いですが、
その選手層の薄さから、日本では地上波で放送されたことさえ ほとんどない(五輪の時ぐらい?)というほど、知名度は低かったかと思います。
しかし、今回、この新型コロナウイルス感染拡大の異例の状況の中で、
出場カップルも、たった3組という中、注目度の高い高橋大輔選手がどんなアイスダンスを見せるのか、ということで、地上波での放送となりました。
リズムダンスの方は、やや「おっかなビックリ」風が最初は漂っていた高橋選手でしたが、
ベテランの貫録を見せて、引っ張ってみせた村元選手は、さすがのアイスダンス歴の長さを感じさせ、将来性を感じました。
スコアや難易度はさておき、まだ1年程度ということを考えれば、なかなか良かったと思いました!
そして、フリーダンスの方は、ちょっと目立ったミスはあったものの、
お二人が、とても良い雰囲気で、見ていて楽しめる、素晴らしい演技になっていたと思います!
高橋大輔選手が、今までにないような、幸せそうな、嬉しそうな表情で滑っていたのが印象的で、やはり、高橋大輔選手は昔から語っていたように、
本当はアイスダンスがやってみたかった、というのが本音だったんだな、と改めて良くわかりましたね!
やはり長年の憧れではあっても、実現は考えてもいなかったことを、ついに実現できている喜びというのは、大変なものがあるのだろうと思います。
「本当に死んだりせずに」「生きたまま」
新たに 生まれ変わって、 長年の夢や想いを実現できるというのは、素晴らしいことですね…!!
人は、選択によって未来が大きく変わります。
陰湿な犯罪や、悪魔を喜び続けるような人と、
そうではない人とでは、未来は全く違うものになっていきます。
初出場でも、3組しかいなかったので、絶対に表彰台は確定という状況で、
さすがにベテラン勢にはスコアでかなわずに3組中の3位でしたけど、
銅メダルがもらえてしまうという、すごくラッキーな状況。
こんな状況でスタートできる、めぐりあわせというのも、
日本のアイスダンスに注目を集めていく、活性化させる それが使命なのかな、と思いましたね。
同時に出ていた、他の2組のアイスダンス組も、
注目が集まって、喜んでおられたようで、とても良かったですね!
優勝した、本当のご夫婦でもある、小松原・コレト組は、出てきた時から雰囲気が違い、
演技も、さすがの安定感と技術力で、息が合っていて、世界観の作り方も、とても素敵でしたね…!
総合2位になった、深瀬・張組も、特にエキシビションは、明るく楽しい演技でした…!
かつてはアイスダンサーだったけど、相手が見つからずに、競技続行を断念して引退したという過去を持つ、振付師の宮本さんが解説でしたけど、
何やら感無量だったようで、嬉しそうでしたね…!
(宮本さんは、高橋大輔選手がバンクーバー五輪で銅メダルを獲った時の、
振付師でもあり、高橋選手の五輪銅メダルの、陰の立役者でもあります。
きっと感慨深い、本当に様々な想いがあったことでしょう…!)
羽生選手がここまで本気で、時に命がけで 頑張ってきたこと、やってきたこと、それらも、良い形で多くの人に伝わっていくと、本当に幸いです…!!
日本のアイスダンスの未来と、アイスダンスを選んで頑張る選手の皆様に、
今後、大きな祝福がありますように…♪
主イエス=キリストの御名によって。
アーメン!
(昨シーズンの、メダリスト・オン・アイスでの、
羽生選手と高橋選手の、手をつないだ周回は、羽生選手が最初はとても嬉しそうでしたが、途中から想いが色々溢れたのか、こらえきれずに涙を流していました…!
今までの様々なことを知る者たちには、あのシーンは本当に、思わずこちらまで涙が出るようなシーンでしたし、きっと忘れることはないでしょう…!)
あまりにも辛い状況や、沢山の苦労を乗り越えて、ここまで毅然と頑張ってきた羽生選手には、
何がどうなろうとも、最も幸せな道だけが開かれ、他は塞がれ、
これ以上ないほどの、大きな大きな祝福が、ありますように…♪
主イエス=キリストの御名によって。アーメン!
優勝した、小松原・コレト組のエキシビション:小田和正「生まれ来る子供たちのために」
は、息が合っていて、優雅で素敵でしたね…!
2位だった、深瀬・張組も、とてもアイスダンスらしい、明るく楽しい演技でした…!
村元・高橋組の、エキシビション「You are the Reason」も、
二人になったから当然なのですが、高橋大輔選手が、シングルの時の、今までにはなかった感じの演技を披露しています! リフトも、出来るようになるまでは本当に大変だったのでは、と思います。
シングルから転向した高橋選手は、アイスダンスという競技の特性に合った身体にするために、肉体改造に取り組んでいるそうですけど、
今後も怪我無く、頑張ってほしいと思います!