嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

光の砂

2004年04月07日 08時44分57秒 | 駄文(詩とは呼べない)
こんな錆び付いた心で何が切れるのか。
こんなんじゃ駄目だ。
もっと磨かなければ、駄目だ。
もっともっと研ぎ澄まさなければ。
もっともっともっと自分を磨かないと──このままでは───

何が出来るのか。
何か、出来るのか。

周りの張り詰めた空気が、僕を取り囲んで惑わし続ける。
この世界には何も無い、それでも生きて行かなくちゃ駄目なんだ、と。
人は何も与えられてはいない。
人は必死で生きるしか無い、と。
ここはそういう世界なんだ、と。

僕はそんな事には納得しない。
納得できない。
どれだけ周りが汚れても傷ついても、嘘を吐く大人だらけになっても、
それでも僕は、一握りの光の砂をかき集めて、何かを作る。

だけど僕は この前友達の闇を引き出して 壊して そして笑いを作る事は出来た。
一粒の砂だったけど、それでも一歩進んだ。

錯覚でもいい。
一瞬だけ何かが光ったんだ。

光の砂は、目には見えない。
こぼれ落ちるときに光るのが、光の砂。