三重県尾鷲市にあるJR東海の三木里駅は、亀山駅から新宮、紀伊田辺を経て和歌山市駅までの384,2kmを結んでいる紀勢本線の一般駅として、1958(昭和33)年4月23日に開業しました(開業時は紀勢東線に所属)。
かつては相対式ホーム2面2線を有していて列車交換も可能でしたが、2005(平成17)年4月に北側の旧2番線の線路が使用されなくなり、その後撤去されたので、現在は単式ホーム1面1線のみの無人駅です。
1958(昭和33)年12月に建てられたブロック積みの駅舎が今も健在です。
2016(平成28)年度の1日の平均乗車人員は55人で、これは起終点駅を含む紀勢本線の全96駅中63位です。
この三木里駅から新鹿駅までが紀勢本線最後の開通区間です。
また、当駅は高台に位置しているため、リアス式海岸の入り江に広がる三木里の集落が一望できます。
<三木里駅の年表>
・1958(昭和33)年4月23日:国鉄紀勢東線の一般駅として開業
・1958(昭和33) 12月 :駅舎竣工
・1959(昭和34)年7月15日:紀勢東線が紀勢本線の一部となり、同線の駅となる
・1983(昭和58)年12月21日:駅の無人化
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる
・2005(平成17)年4月10日:交換設備を撤去し、2番ホーム使用停止
・2011(平成23)年9月4日:台風12号の被害で紀勢本線の一部区間が運休したことにより、営業休止
・2011(平成23)年9月7日:尾鷲駅~熊野市駅間が運転再開したことにより、営業再開
(駅 名 標)
(亀山方面を望む)
(駅舎・改札側)
(三木里駅駅舎)
(駅 舎 内)