大阪府大阪市西淀川区にある福駅は、尼崎駅から大阪難波駅までを結んでいる阪神電鉄阪神なんば線(10,1km)の駅です。 もともとは伝法線の駅として、1924(大正13)年1月20日に開業しました。
阪神の19m車6両編成と近鉄の21m車6両編成に対応する128mの有効長をもつ相対式ホーム2面2線を有します。
駅舎は、下り・上りそれぞれのホームの尼崎寄りにありますが、阪神電鉄の駅では唯一、それぞれのホームを結ぶ改札内の通路が存在しません。
2017(平成29)年度の1日の平均乗降人員は10,427人で、これは起終点駅を除く阪神なんば線の8駅中4位です。
福駅が属する阪神なんば線は、2009(平成21)年3月20日に西九条~大阪難波間が延伸開業し、それに伴い既存区間も含めてそれまでの西大阪線から阪神なんば線へと改称されました。また、延伸開業したことにより、阪神と近鉄の相互直通運転も開始され、神戸方面と奈良などの近鉄沿線を直接結ぶルートが形成されました。
<福駅の年表>
・1924(大正13)年1月20日:阪神電鉄伝法線の駅として開業
・1964(昭和39)年5月20日:線路名が西大阪線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
・1995(平成7)年1月17日:阪神・淡路大震災で西大阪線が不通になったことにより、営業休止
・1995(平成7)年1月18日:西大阪線の運転再開により、営業再開
・2006(平成18)年2月1日:ICカード「PiTaPa」「ICOCA」の利用が可能になる
・2009(平成21)年3月 :近鉄車両の乗り入に伴い、ホームの延長と駅舎の改築が行われる
・2009(平成21)年3月20日:線路名が阪神なんば線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる
・2014(平成26)年4月1日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(尼崎方面を望む)
(下りホーム入口)
(下りホーム改札口)
(上りホーム入口)
撮影年月日:2016(平成28)年2月21日