兵庫県美方郡新温泉町にあるJR西日本の諸寄駅は、京都駅から山陰地方の日本海沿岸の各都市を経由して下関市の幡生駅に至る全長673,8kmの山陰本線の駅です。もともとは季節営業の仮停車場として1931(昭和6)年7月18日に開業しました。
単式ホーム1面1線のみを有する無人駅です。
駅昇格時の1938(昭和13)年6月に建てられた駅舎は、駅の無人化後に事務室部分が解体され縮小されました。
2016(平成28)年度の1日の平均乗車人員は49人で、これは起終点駅を除く山陰本線の全158駅中113位です。
<諸寄駅の年表>
・1931(昭和6)年7月18日:国鉄山陰本線の諸寄仮停車場として開業
・1938(昭和13)年6月1日:駅に昇格し、諸寄駅となる
・1947(昭和22)年2月11日:貨物取扱い開始
・1971(昭和46)年4月1日:貨物取扱い廃止
・1983(昭和58)年4月4日:駅の無人化
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1990(平成2)年6月1日:鉄道部が発足したことにより、福知山支社管轄から豊岡鉄道部の管轄になる
・2010(平成22)年6月1日:豊岡鉄道部が廃止され、福知山支社管轄に変更される
・2013(平成25)年8月1日:駅構内終日全面禁煙化
(左は国鉄時代の駅名標:右はJR西日本の駅名標)
(福知山方面を望む)
(鳥取方面を望む)
(左は1991年4月7日撮影:諸寄駅駅舎:右は2016年7月10日撮影)