大阪府大阪市淀川区にあるJR西日本の塚本駅は、東京駅から名古屋駅、米原駅を経て神戸駅までを結んでいる東海道本線(589,1km・支線を含む)の旅客駅です。 もともとは歌島信号場として1934(昭和9)年5月25日に開設しました。
8両編成対応の島式ホーム2面4線を有する高架駅ですが、外側線に面するホームには安全柵がされていて通常は乗降できないため、実質的には相対式ホーム2面2線になっています。
現在の駅舎は3代目で、1972(昭和47)年10月に竣工しました。
2017(平成29)年度の1日の平均乗降人員は35,514人で、JR西日本管内に属する東海道本線の全51駅中27位です。
この塚本駅と尼崎駅との駅間距離は4,3kmあり、JR神戸線区間内では最長です。 また、当駅の尼崎方では、北方貨物線の宮原操車場(宮原総合運転所)への回送線が分岐しています。
<塚本駅の年表>
・1934(昭和9)年5月25日:国鉄東海道本線の歌島信号場として開設
・1934(昭和9)年7月20日:旅客駅に昇格し、塚本駅として開業
・1945(昭和20)年6月15日:三角屋根の洋風建築だった初代の駅舎が、アメリカ軍の大阪大空襲により焼失
・1948(昭和23)年5月 :2代目の駅舎が改築
・1967(昭和42)年1月10日:高架化工事が着工
・1969(昭和44)年11月19日:駅が高架化される
・1970(昭和45)年10月1日:駅舎改築工事が着工
・1972(昭和47)年10月1日:3代目の駅舎が竣工
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1988(昭和63)年3月13日:路線愛称の制定により「JR神戸線」の愛称を使用開始
・1995(平成7)年1月17日:阪神・淡路大震災の被害により営業休止
・1995(平成7)年1月18日:大阪駅~尼崎駅間が復旧したことにより、営業再開
・1997(平成9)年2月16日:JR神戸線標準接近メロディー「さざなみ」導入
・2003(平成15)年10月1日:コンコースの喫煙コーナーが廃止
・2003(平成15)年11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる
・2004(平成16)年8月7日:エレベーターの使用が開始される
・2006(平成18)年1月21日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
・2006(平成18)年10月9日:電光掲示板の導入
・2007(平成19)年3月18日:駅自動放送を更新
・2008(平成20)年3月29日:JR3社によるIC乗車券の新連携サービスの提供開始により、「Suica」「TOICA」の利用が可能
・2009(平成21)年7月1日:ホーム上の喫煙コーナーを廃止して、駅構内終日全面禁煙化
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる
・2018(平成30)年3月17日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(神戸方面を望む)
(塚本駅・東口)
(駅 舎 内)
(塚本駅・西口)
撮影年月日:2018(平成30)年2月19日