兵庫県神戸市須磨区にある月見山駅は、西代駅から山陽姫路駅までを結んでいる山陽電鉄本線(54,7km)の駅です。 もともとは兵庫電気鉄道の駅として、1910(明治43)年3月15日に開業しました。
相対式ホーム2面2線を有する無人駅です。
駅舎は上り・下りそれぞれのホームの姫路寄りにあり、お互いのホームは構内踏切で連絡しています。
2017(平成29)年度の1日の平均乗降人員は4,718人で、これは山陽電鉄の全49駅中12位です。
当駅から南東へ約500mの所に、JR神戸線の須磨海浜公園駅が2008(平成20)年3月15日に開業しました。
月見山駅が属する山陽電鉄本線は、神戸と明石・姫路間の都市間輸送を行っていますが、JR西日本の山陽本線(JR神戸線)とは全線で、特に山陽須磨駅~山陽明石駅間では完全に並行しており競合状態にあります。
<月見山駅の年表>
・1910(明治43)年3月15日:兵庫電気鉄道の駅として開業
・1927(昭和2)年4月1日:兵庫電気鉄道が宇治川電気と合併し、同社の駅となる
・1933(昭和8)年6月6日:宇治川電気の鉄道部門が分離独立して山陽電気鉄道となり、同鉄道の駅となる
・1955(昭和30)年4月1日:急行の停車駅となる
・1968(昭和43)年4月7日:神戸高速鉄道の開業により、阪急・阪神からの乗り入れ列車の停車駅となる
・1984(昭和59)年3月25日:急行の設定が廃止されたことより、自社の優等列車の停車が一旦なくなる
・1985(昭和60)年3月20日:下りホームの駅舎改築
・1986(昭和61)年3月20日:上りホームの駅舎改築
・1995(平成7)年1月17日:阪神・淡路大震災により山陽電鉄本線が不通となり、営業休止
・1995(平成7)年2月21日:東須磨~須磨寺間の運転再開に伴って営業再開
・1998(平成10)年2月15日:S特急停車駅となる 阪急電鉄からの列車の乗り入れがなくなる
・2006(平成18)年7月1日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
・2009(平成21)年3月20日:ダイヤ改正により直通特急・特急を含む全列車の停車駅となる
・2011(平成23)年3月1日:駅構内の喫煙コーナーを廃止し、駅構内終日全面禁煙化
・2014(平成26)年3月21日:IC乗車カード全国相互利用開始によりKitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、nimoca、はやかけん、SUGOCAが利用可能になる
・2014(平成26)年4月1日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(姫路方面を望む)
(西代駅方面を望む)
(上りホームにある駅舎)
(上りホームの駅舎内)
(下りホームの駅舎)
(下りホームの駅舎内)
撮影年月日:2016(平成28)年7月18日