大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

桜井線 柳本駅!

2019年03月22日 | 

奈良県天理市にあるJR西日本の柳本駅は、関西本線の奈良駅と和歌山線の高田駅とを結ぶ全線単線の桜井線(万葉まほろば線=29,4km)の駅です。
もともとは奈良鉄道の駅として1898(明治31)年5月11日に開業しましたが、その後、関西鉄道を経て、国鉄桜井線の駅となりました。

相対式ホーム2面2線を有していて、列車交換可能な無人駅です。
1930(昭和5)年12月に建てられた木造駅舎が下りホーム(高田方面行きホーム)側にあり、上りホームへは跨線橋で連絡しています。

2017(平成29)年度の1日の平均乗降人員は1,262人で、これは起終点駅を除く桜井線の全12駅中6位です。

柳本駅が属する桜井線は全線が奈良県内にあり、沿線には、万葉集に詠まれた名所や史跡が多く、車窓からは三輪山や大和三山を望むことができ、奈良駅から桜井駅までは山辺の道(山の辺の道)に沿っています。 また、2010(平成22)年3月13日のダイヤ改正から「万葉まほろば線」の愛称が使用されています。

  <柳本駅の年表>

 ・1898(明治31)年5月11日:奈良鉄道の駅として開業
 ・1905(明治38)年2月7日:関西鉄道が奈良鉄道を合併し、関西鉄道の駅となる
 ・1907(明治40)年10月1日:鉄道国有法により関西鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により国鉄桜井線となり、同線の駅となる
 ・1930(昭和5)年12月 :現在の駅舎が竣工
 ・1983(昭和58)年4月1日:貨物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・2002(平成14)年3月23日:駅の無人化
 ・2003(平成15)年10月1日:コンコースの喫煙コーナーを廃止
 ・2005(平成17)年3月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能になる
 ・2006(平成18)年1月21日:ICカード「PiTaPa」の利用が可能になる
 ・2008(平成20)年3月29日:JR3社によるIC乗車券の新連携サービスの提供開始により、「Suica」「TOICA」の利用が可能になる
 ・2010(平成22)年3月13日:路線愛称の制定により、「万葉まほろば線」の愛称を使用開始
 ・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる

 
(駅 名 標)

 
(跨線橋から桜井方面を望む)

 
(駅舎・ホーム側)

 
(柳本駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2013(平成25)年3月24日