意外にこのジャンルはよい作品が生まれにくいです。
登場人物がスポーツしている背景であっても、ミステリーや恋愛などがメインでそのスポーツをしている必然性は無いというのが多いです。
むしろ名作は漫画に多いかもしれません。
しかしここ数年立て続けに名作が世に出ていると思います。
「風が強く吹いている」三浦しをん(駅伝)
面白いです。登場人物が多いのですが各人のキャラクターがしっかりたっています。正月の駅伝テレビ中継が俄然見たくなります。
団体競技は映画や漫画でも面白さが描けると思うのですが、個人競技は断然活字有利ですね。
「一瞬の風になれ」佐藤多佳子(短距離走)
名作です!
ほんの数秒から数十秒の間にたくさんの事が詰まっている事が疑似体験できます。
3冊に分かれていますが一気に読みました。
この本はたぶん古本屋に売り飛ばさず、ずっと身近に持っているでしょう。
個人競技の短距離と団体競技のリレーの両方を扱ったのがよかった。
TVドラマは最悪だった。
「ボックス」百田尚樹(ボクシング)
これも名作です。
知っているようで知らないボクシングの特性やルール勉強になります。
「明日のジョー」と「はじめの一歩」を一緒にしたような面白さに加え、視点がボクシングに無知ながり勉君や女性クラブ顧問なのが作品に厚みを与えてます。
お勧めです。
「バッテリー」あさのあつこ(野球)
野球というよりピッチャーとキャッチャーの物語ですね。
団体競技ではなくふたりの物語です。
低学年向けに当初書かれたそうなのでシンプルな展開ですが、本に親しんでいる人の鑑賞に堪えうる品質です。
文章が上手です。
他に「鳥人計画」東田圭吾(スキージャンプ)、「青が散る」宮本輝(テニス)なども作品としてはすきなのですが、スポーツが主人公ではありません。
謎解きの題材だったり生き方の具現化として扱われています。
ゴルフなんかも小説に非常にマッチするスポーツと思いますが、見たことありませんね。
個人的にはマイナーなスポーツを扱った作品を読んでみたいです。
ラグビーとかカバディとか。
純粋な小説ではないのですが、私がン十年手元に持っている人物の伝記小説があります。
「アキラ」(バレーボール)
日本女子バレーが世界のトップに君臨していた頃、単身ペルーに渡りペルー女子バレーを世界一へ導いた加藤明さんの物語です。
今から40年以上昔の話です。
日本での栄えある監督人生を断り、バレーボールなんて聞いたこともない人達のいる、当時世界でも最貧国のひとつであったペルーへ渡った彼の人生は、日本人としてもちろん誇らしいと思いますが、その枠を超えて人として真に尊敬すべき生き方でしょう。
すこし熱く語ってしまいました。
そういえば、オーケストラとか演奏家を題材にした小説もほとんど見かけませんね?
いくつか読みましたが、名作には巡り会えていません。
個人の内面を深く描けば絶対面白いと思うんですけどねー。
登場人物がスポーツしている背景であっても、ミステリーや恋愛などがメインでそのスポーツをしている必然性は無いというのが多いです。
むしろ名作は漫画に多いかもしれません。
しかしここ数年立て続けに名作が世に出ていると思います。
「風が強く吹いている」三浦しをん(駅伝)
面白いです。登場人物が多いのですが各人のキャラクターがしっかりたっています。正月の駅伝テレビ中継が俄然見たくなります。
団体競技は映画や漫画でも面白さが描けると思うのですが、個人競技は断然活字有利ですね。
「一瞬の風になれ」佐藤多佳子(短距離走)
名作です!
ほんの数秒から数十秒の間にたくさんの事が詰まっている事が疑似体験できます。
3冊に分かれていますが一気に読みました。
この本はたぶん古本屋に売り飛ばさず、ずっと身近に持っているでしょう。
個人競技の短距離と団体競技のリレーの両方を扱ったのがよかった。
TVドラマは最悪だった。
「ボックス」百田尚樹(ボクシング)
これも名作です。
知っているようで知らないボクシングの特性やルール勉強になります。
「明日のジョー」と「はじめの一歩」を一緒にしたような面白さに加え、視点がボクシングに無知ながり勉君や女性クラブ顧問なのが作品に厚みを与えてます。
お勧めです。
「バッテリー」あさのあつこ(野球)
野球というよりピッチャーとキャッチャーの物語ですね。
団体競技ではなくふたりの物語です。
低学年向けに当初書かれたそうなのでシンプルな展開ですが、本に親しんでいる人の鑑賞に堪えうる品質です。
文章が上手です。
他に「鳥人計画」東田圭吾(スキージャンプ)、「青が散る」宮本輝(テニス)なども作品としてはすきなのですが、スポーツが主人公ではありません。
謎解きの題材だったり生き方の具現化として扱われています。
ゴルフなんかも小説に非常にマッチするスポーツと思いますが、見たことありませんね。
個人的にはマイナーなスポーツを扱った作品を読んでみたいです。
ラグビーとかカバディとか。
純粋な小説ではないのですが、私がン十年手元に持っている人物の伝記小説があります。
「アキラ」(バレーボール)
日本女子バレーが世界のトップに君臨していた頃、単身ペルーに渡りペルー女子バレーを世界一へ導いた加藤明さんの物語です。
今から40年以上昔の話です。
日本での栄えある監督人生を断り、バレーボールなんて聞いたこともない人達のいる、当時世界でも最貧国のひとつであったペルーへ渡った彼の人生は、日本人としてもちろん誇らしいと思いますが、その枠を超えて人として真に尊敬すべき生き方でしょう。
すこし熱く語ってしまいました。
そういえば、オーケストラとか演奏家を題材にした小説もほとんど見かけませんね?
いくつか読みましたが、名作には巡り会えていません。
個人の内面を深く描けば絶対面白いと思うんですけどねー。
「落ちこぼれ軍団の奇跡」 馬場信宏
俗名はスクールウォーズを忘れちゃ駄目だろう!!!
バイブルじゃん…
あの話の大工大のFBの中○根が今専修の監督で
その息子がKOで一本目でBKで出てるんだよ!
俺達が爺な訳だ…
確かにめちゃくちゃ面白い本でしたけどノンフィクションなので今回は触れませんでした。
小説でだれか書いてくれないかな?
スポ根じゃなくて、表面的にはかっこ悪いけど本当は格好良いなと感じる物語を。
ぜひいつか娘にも読んでほしい。
ドラマはほんと最悪ですぐ見なくなりました。。
いっぽう「バッテリー」は原作は読んでいませんが、ドラマよかったですね。
映画はどうなのかな? 予告編だけ見ましたが、よさそうな感じだったなぁ。
しかし私にとって一番のスポーツ小説は、「一瞬の夏」です。
読んだときの年齢が29歳だった、私自身も何かに賭けようとしていたといった共通点があって入り込んでしまったのですが、生涯の本ベスト10に入ります。
ボクシングものって、好きだなーー。
朝日新聞の夕刊にボクシングもののコラム連載がありますが、うるっときちゃいます(笑)。
今度レンタルしてみます。
「一瞬の夏」は知りませんでした。
実在のボクサーなんですね。
ちょっと調べたらあのエディタウンゼントの指導を受けたとか!
是非読んでみます。