谷根千 桜と気まぐれ!

1日1回は感動しよー!をモットーに本音と建前を織り交ぜながら書くぞー!

ふたつの「冒険者たち」

2007年03月14日 22時11分09秒 | 活字から広がる
「冒険者たち」 で連想するのは何でしょうか?
僕の場合アニメと映画を連想します。

アニメの「冒険者たち」は確か「ガンバと仲間たち」という名前で放映されていました。これには原作本があってこちらも読みましたがめちゃくちゃ面白かったと記憶してます。
ノロイ(イタチ)に支配された島から助けを求めてきた子ネズミの願いを、はじめから無理だと一蹴する都会のネズミ、何とかしようと仲間を説得するガンバ。一緒に行く事になった仲間達もガンバと必ずしも同じ思いではなく、それぞれ別の思或で同行します。
実生活でもありそうな光景ですね。

道中の様々な困難を勇気と知恵とチームワークで乗り越えてゆく中で仲間意識が芽生え、ノロイとの対決で物語はピークを迎えます。
圧倒的な強さのイタチ達。ネズミ達はほとんど絶滅寸前です。
月を背にネズミたちに甘い言葉をささやくノロイ。今でも鮮明にその場面だけ覚えています。美しく、そして怖かった。

アニメと原作本、同じストーリーと設定を扱っているけどそれぞれが優れた作品として完成されていると思います。
子供がいたら絶対見せて、読ませてあげたい。
(子供いないんですけどね。それどころか出来る見込みもないんですけどね。それが何か?)

さて、もうひとつの「冒険者たち」はフランス映画です。
アランドロン、リノベンチュラ、ジョアンナシムカスが演じる仲良し3人組が宝を探しに行きます。
初めて見たのは高校生の時。三鷹駅前にあった映画館でした。
小さな島いっぱいいっぱいに立てられたドーナツ状のお城がかっこよくて、3人の大人の恋心がかっこよくて、ギャングに殺されたシムカスのお葬式がかっこよくて、深夜やお昼過ぎの名作劇場で放送される度に見てました。10回は見ていると思います。

大学生の時に知り合った年長の友人と偶然この映画の話が出て二人して立川の赤提灯ですずめのから揚げ食べながら熱く語った事を覚えています。

この映画が客観的に見て名作かと言われれば、違うでしょう。
でも、僕の中では永遠の名作なんです。

アニメとフランス映画、偶然同じ題名で二つとも思いで深い作品でした。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ガンバ! (ちい)
2007-03-15 08:38:41
ガンバ大好きだった~!
アニメ、チビッ子の頃よく観てたよ。
終わりの歌が怖いんだよね~。
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おー同志 (はらしま)
2007-03-15 11:38:19
歌覚えていないんだよねぇ。
ネズミ達の名前が面白かったね。
イカサマ、ボーボー、ガクシャ、シジン、マンプク、ヨイショ、、、あとは覚えてない。

本探してもう一度読もうかな?
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あたしもガンバ好き! (yocico)
2007-03-15 13:10:09
しっぽをつか~め~♪とかいう歌じゃなかったっけ?
あれ・・・違うっけ。。
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シッポをたてろー!だよ (はらしま)
2007-03-15 17:02:09
勇気を奮い起こす時のきめぜりふだす。

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