語学学習日記です.そこらのおっちゃんが書いてます.怪しいよ!眉唾物です.

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

2984番:シモンのパパ(61)

2023-11-15 05:55:10 | 日記


LE PAPA DE SIMON
シモンのパパ(61)


—————————【61】——————————————————
   
L' enfant,  voyant  qu' on  ne  lui  repondait  point,  
reprit:
 « Si  vous  ne  voulez  pas,  je  retournerai  me
noyer. »
  L' ouvrier  prit  la  chose  en  plaisanterie  et  
répondit  en  riant:
  « Mais  oui,  je  veux  bien.  
        


.—————————(訳)———————————————————
  
シモンは誰も返事してくれないのを見て取ると、さらに
言い足した.
 「もしもそうしてくれないなら、ぼくはまた川に
身投げするよ.」
 職工はそのことを冗談だと受け止め、笑いながら
返事をしました.
 「もちろんパパになってあげるよ」

 

—————————⦅語彙⦆———————————————————
  
enfant:シモンのことですが、仏文学では同じ名詞をくり
      返し使うのを避ける傾向があります.ここで子供
      という単語を使えばシモンのことが明白.逆に日
      本語ではころころ言い方は変えないので直訳する
      と変になります.
vous:日本語では子供がよその大人の男の人に「あなた」
   と呼びかけたりはしません.自然な訳をつけると
   「おじさん」.<Vous = あなた>  ではなく
      <vous = おじさん>
      いつもいつも「おじさん」=oncle を動かぬ証拠
   にしないようにしましょう.動きますよ.   
plaisanterie:(f) 冗談、 par plaisanterie / 冗談で
      本文もen plaisanterie 「冗談で」ですがここは
      prendre qn en plaisanterie で「人の言うのを冗談と
      受け止める」の意味.
      一般に <en + 感情を表わす名詞> は~「の感情
      を抱き始める」の意味.
      prendre qn en amitié / ~に好意を抱く、目をかける
      prendre son mal en patience / じっと苦痛に耐える
   

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番外:連絡日記(消す予定でしたがイイネがついたのでこのまま放置)

2023-11-15 05:24:05 | 日記

「野性の女」について

 

とっくに学習が難しくて投げた科目ですが、まだこれにアクセス

があって、「申し訳ない」気分です.「その先、袋小路なんだけど…」

とりあえず、「誤訳だらけ、袋小路・野性の女」をスタートさせましょうか.

 

 

「野菜の女」

 

朝市の風景

野菜の女:奥さん、大根買わへん?

奥さん :あんた、私の足見ながらゆうてるやろ?

野菜の女:いやいや綺麗な「おみあし」やな思うてみてましたんやで

奥さん :まあええわ.ほな煮つけにしまひょか.

野菜の女:え?その足を?

奥さん :どついたろか、このおばはんは!

野菜の女:すみません、ついうっかりと.お詫びに、安しときまっさ.

 

【教訓】商売のへたな人は安く売るしかないということを

    この話は教えている.

    同様に語学力の乏しい人間が翻訳するときは、何度も

    「すんません、間違えました」と言いながら進めましょう!

    ほな「野菜…じゃなく野性の女、1から再放送…じゃなく

    再スタートします.2987番からね! 

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2983番:仏作文(66)(スタンダード・フランス語講座③より)

2023-11-15 05:18:45 | 日記


仏作文(66) 

(スタンダード・フランス語講座③より)


—————————【66】———————————————————— 

 首脳部は新しい工場を建設すべきかどうか考えている.

 La direction se demande s'il faut construire une nouvelle 
  usine.

————————————————————————————————

♦   間接話法については「文の構造」p134 を参照してく
ださい.ここではまず全体疑問の間接話法、つまりsi を
使う間接疑問の勉強をします.

♦ commander à qn ai ~ の構文が基本的なものです.
「自らに問う」→「考える」という場合に 
  se demander si ~ を使います.
 この場合、se が間接目的であることを忘れないように.
  また「~かどうか考える」という日本語に対して 
  se demander を使う習慣をつけましょう.さらに「~か
 どうか疑う」というときには se demander si を使えま
 すから気をつけること. 

♦ 「首脳部」会社の場合なら la direction がよいでしょう.
人をさすなら dirigeants (m,pl)、cadres supérieurs (m,pl) を
使います.政界だったら dirigeants、leaders (m,pl)  


———————————————————————————————
問題A
1. 彼は、私にフランスへ行くかどうかをたずねた.
———————————————————————————————

【単語チェック】   
赴く→行く:aller                      

———————————————————————————————

ゴタ生徒答案:
Il m'a demandé si j'irais en France.

 
模範解答:       
Il m'a demandé si j'irais en France.


———————≪感想≫——————————————————

久々にパーフェクトを出しましたが、問題A1という
一番やさしい問題だったから、感激度0.


——————————————————————————————— 
問題A
2. 妹は文学部へ進学すべきかどうか考えている.
———————————————————————————————

【単語チェック】   
文学部:faculté des lettres (f)
大学に進学する:accéder à l'enseignement supérieur   
高校に進学する:entrer dans une école d'un lycée
———————————————————————————————

ゴタ生徒答案:
Ma sœur se demande s'il faut entrer dans une faculté des lettres. 

 
模範解答:       
Ma sœur se demande si elle ira à Faculté des lettres.


———————≪感想≫——————————————————

demande のあとil faut entrer ~ にするか
elle entrera ~ にするか迷ったのですが、
どっちを選んでいても間違いだったようです.
文学部に進学する:aller à Faculté des lettres を
覚えておきましょう.(減点5点)

あ、それと妹が男になっていた.これも減点3点

 自己採点 2点 / 10点中

———————————————————————————
問題A
3. この語を採用すべきかどうかを知ることが問題な
   のだ.

———————————————————————————

【単語チェック】     
採用する:adopter (他)
—————————————————————————————

ゴタぴょんの答案:
Savoir si on adopte ce mot, c'est le problème. 

模範解答は:
Il s'agit de savoir s'il faut adopter ce mot.


———————≪感想≫——————————————————

ああ、はいはい、ありましたね.「~が問題だ」の
表現には il s'agit de ~ がありました.
忘れないように一句よんでおきましょう.
「要る匙ど、問題コーヒにミルク混ぜ」
        季語がないので才能なし。しかも河内弁とは!(夏井的先生)
        いやん(ゴタぴょん)


—————————————————————————————
問題B
1.社長は営業部長にこの製品の製造を続けるべきかどうか質問した.
 
———————————————————————————

【単語チェック】   

社長:président (m) 
営業部長:directeur(trice) commercial(ale) m(f)
製品:produit (m)、 article (m)
製造:fabrication (f)        
製造する:fabriquer
続ける:continuer + 物;  [continuer de + 不定詞:~し続ける]
                        [continuer à + 不定詞:~し続ける]
       Nous avonz continué à parler jusque tard dans la nuit.
       我々は夜遅くまで話し続けた.
質問する:poser une question à ~; questionner;
     interroger + 人; interroger sur + 物
  

 
—————————————————————————————

春之助生徒答案:
Le président a questionné au directeur commercial si l'on doit
continuer à fabriquer ces produits.   


模範解答:
Le président a demandé au directeur commercial s'il fallait con-
tinuer la fabrication de cet article ((la production de cet article).


———————≪感想≫——————————————————

この出題者はil faut que の構文が好きなようだ...という前に
私自身の偏屈さを矯正しなければ.「こういう場合はfalloir を
使うんんだよ」と柔軟な自分になるよう自分に言い聞かせます.

それからces produits と複数にしなくても(しない方がいいかも)
工場のラインで作るのは一種類の製品なので、単数ということ
ですね.


———————————————————————————————
問題B
2.首脳部は人員を減らすべきかどうか考えている.

———————————————————————————————

【単語チェック】         
首脳部:état-major (m)       
人員:nombre de personnes (m)、personnel.effectif (m)
人員整理:réduction de personnel
減らす:diminuer、réduire
  支出を減らす:diminuer les dépenses
  人員を10パーセント減らす:
    réduire les effectifs de dix pour cent
考えている:penser
考えている(熟考):réfléchir
→検討している:examiner;
検討中である:être à l'examen
   
—————————————————————————————

ゴタの答案:
L'état-major est à l'examen si l'on doit réduire l'effectif.

模範解答:
La direction se demande  s'il faut réduire le personnel.


———————≪感想≫———————————————————

偏屈人間は、何度同じ目に会っても、性懲りもなく
同じことを繰り返すものである.il faut que を使うよう
何度も示唆されているにもかかわらず、devoir を使うと
は!
 尚「首脳部」はla direction を使っていますが、仏和
辞典で確認したところ、幹部、経営陣、首脳陣
と出ていましたので、相応しい語だと思います.
それにひきかえ、état-major は辞書に記載がありません.
辞書はクラ仏6版とロワイヤル2版に当たりましたが
この語の取り扱いはなし.もしかしたら、和仏辞典のほう
が何かミスってる?ちょっと本気になって、最後の砦的
仏和辞典「Le Dico」を引いてみました.すると、
ありました.
    état-major [エタマジョル] (m) 参謀部、幕僚部、
    (政党・企業などの) 首脳部、幹部

さて、我が答案の自己採点ですが、être à l'examen も
仏和辞典にありません.普通にexaminer でもよかったのに!
調べようがないので、採点保留合格とします.おまけ.

 

——————〘単語の勉強〙——————————————————

◇  cadre: さまざまの意味のある語です.① 額縁、枠、 
② 限界、 ③ 背景、④ 幹部(特に複数で用いる)それ
ゆえ、encadrement も「額縁にはめ込むこと」の他に「幹部
を配置して一般の人(兵、学生)を把握すること」
という意味も出ます.

◇ personnel: 会社、その他に就業しているもの全部を示す
集合名詞です.形容詞の personnel(le) は「個人的な」という
意味です.手紙の上に Personnel と書けば「親展」になります.

 

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