さっぷいさっぷい外語学院(生徒:ゴタ、張るカイロさん)

ご一緒に学習を!
私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

1751番:ロビンソン・クルーソー(7)

2022-12-31 21:05:31 | 日記

ロビンソン・クルーソー(7)

 

 

whose relations  were  named 

Robinson,  a very  good  family 

in  that  country,

 

母の親戚はロビンソンという姓で、

その地の良家の出なのでした.

 

————————(文法)——————————————————

 

「私の母の~」,  a very good family in that country

について

 

 

Robinson と a very good family in that country

は同格です.ここでは同格による言いかえ.

「ロビンソン姓、すなわちかの地の良家の出」.

 

それがどうしたかというとwere named

名づけられていた.~と呼ばれていた.

~という姓であった.

 

whose は関係代名詞の所有格です.その先行詞は

前回学習テキスト最後の my mother、

「私の母」です. 所有格なので 「私の母の~」

とつながっていきます.

 

「私の母の~何かというと、relation つまり、親戚、血縁

「私の母の血筋は~という姓であった」

この ~ のところにRobinson を代入して

 

「私の母の血筋はロビンソン姓で、かの地の良家の出でした.」

 

となります.もういちど、貯金センセンスを並べますと、

 

I  was  born in the year  1632,  in the city of York,  of a good family,  tho'  not
of  that  country,  my father  being a foreigner of  Bremen,  who  settled  first
at  Hull :   He  got  a good estate  by  merchandise,  and leaving off  his trade,
lived  afterward  at York,  from  whence  he had  married  my mother,  whose
relations  were  named  Robinson,  a very  good  family  in  that  country,

 

もうみなさんはこの長文がわかるのですよね.すごな.英検1級行けるかも!
何?英検初段?いいでしょう.黒帯です.
 
 
———————( 訳)———————————————————
      
 私は1632年、ヨーク市で生まれた。土地の者でななかったが、家柄は
よかった。 父は外国人でブレーメン出身でした。初めはハルに定住した:
商業を営んで、そこそこの財産を得ました。そして、事業はやめて、
後にヨーク 市に移り住んだ。 そこで結婚したのが私の母だった。母方の
親戚はロビンソン姓だった。その州のきわめてよい家柄だった。
 
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1750番:さすらいの青春(239)

2022-12-31 21:00:04 | 日記


𝓛𝓮 𝓖𝓻𝓪𝓷𝓭 𝓜𝓮𝓪𝓾𝓵𝓷𝓮𝓼
  
さすらいの青春(239)

 
—————————【239】————————————————

 L'écolier  descendit  de voiture  et  ramena  la
jument en arrière,  en lui  parlant  pour la calmer,
pour  arrêter ses brusques coups  de tête effrayés:


——————————(訳)—————————————————

 モーヌの学生さんは車から降りて、馬を宥めよう
と話しかけながら、その雌馬を車の後ろに連れて行
った.そうすることで頭の激しい動きを止めようと
しました.
 


.—————————⦅語句》—————————————————
略号:n.m =男性名詞 (他品詞と抱き合わせ表記のとき)
                
écolier:①新米、初心者、②小学生、
   ③[古](中世の)学生(神学生),
      ここではモーヌを新参者という語で置きかえて
   いる(仏文学作品は同じ語の連続使用を避ける).
      訳は「モーヌの学生さん」としましたがécolier
      には「学生」という意味はありませんのでご注意.
   ついでに言いますと、étudiant(e)は大学生だけを
   指します.日本では中高生でも「学生」といい
   ますが、フランスでは中高生はlycéen(enne)です.
   従って試験では本文のl'écolier は「新参者」と
   訳しておくほうが無難です.
ramena:(単純過去3単) <ramener (他) 
   (再び) 連れて行く、連れ戻す、連れて来る    
arrière:(n.m/形/副) 後ろ、後方、
   後ろの(に)、後方の(に)        
calmer:(他) しずめる、なだめる、
    やわらげる、落ち着かせる
      calmer la colère de qn / (人)の怒りを静める    
effrayés:(過去分詞、複数) <(他) おびえさせる、
   こわがらせる;(複数語尾は直前のtête ではなく
   さらにその前のcoups (急な動き/pl)に係るため.
   「頭がおびえるような激しい動きをすること」 
       をpour arrêter  「やめさせるため」.
    そのために、馬にやさしく話しかけながら
    馬を後ろに回した、と言っています.
brusques:(形/pl) 突然の、急な、不意の

 

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1749番:アルト・ハイデルベルク(179)

2022-12-31 18:20:20 | 日記

 
アルト・ハイデルベルク(179)
𝕬𝖑𝖙 𝕳𝖊𝖎𝖉𝖊𝖑𝖇𝖊𝖗𝖌


——————————【179】———————————————
   
Kammerherr: Wenn man erwägt,  was ein liebenswürdiger
...........................junger  Prinz Seine Durchlaucht  einst  war. 
...........................Offen,  freundlich...  
        
Hofmarschall:(bitter). Nein, nein.  Er hatte schon als Kind
...........................diese Menschenscheu, diese Art, sich zurück-
...........................zuhalten  

Kammerherr: Aber man erzählt von Seiner Durchlaucht 
...........................Universitätszeit Dinge,  Abenteuer...

 

——————————— (訳) —————————————

.........侍従: よく考えてみれば、昔は何というお優しい
........................殿下だったことか.おおっぴらで、親しみ
........................があり…

宮内大臣: (苦々しく).いやいや、そうじゃない.殿下
......................はすでに子供の頃から、あの人嫌いだった.
.......................控えめな気質でいらっしゃったよ. 

.........侍従: しかし巷の話では、殿下の大学留学時代に
........................は、恋のアバンチュールがあったとかで... 

 

———————————《語彙》——————————————
      
erwägt:(3単現) <erwägen (他) (4格を) 熟慮する
     検討する           
liebenswürdiger:(男混1格) <liebenswürdig (形)
      好意的な、親切な、愛想のいい     
einst:[文語] 嘗て、以前、昔     
offen:(形) 開いている;
   (人柄をいうとき) 心を開いた、率直な    
die Menschenscheu:人見知り;(複数形はありません)
   [発音メンシェンショイ]  交際嫌いの、社交嫌いの     
die Art:(弱en)(複なし) ①やり方、方法、流儀
  ②種類; ❸ (複なし) (人の) 性質、気質、本性      
zurück/halten:(他) (4格を) 引き止める、
  (感情を) 抑える; (意見を) 差し控える    
sich zurück/halten:自制する; 控えめな態度をとる    
das Abenteuer:(同尾) 冒険;(恋の)アバンチュール

 

 

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1748番:サウンドオブミュージック(638)

2022-12-31 07:52:39 | 日記

 
サウンドオブミュージック(638)


—————————【638】———————————————

  The bank where our money  was deposited was owned by  
a lady, Mrs. Lammer.  About this time  Hitler and his Nazis 
across  the border began  to make things  difficult for little 
Austria.

——————————(訳)————————————————

  私たちがお金を預けている銀行はある婦人がオーナー
で、ラマーさんという人でした.この頃、ヒトラーとナ
チスは(オーストリア側へと)国境を越えて(進行して)お
り、弱小国オーストリアにとっては、何をするにも難し
くなってきていました.

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1747番:サウンドオブミュージック(637)

2022-12-31 05:59:26 | 日記


サウンドオブミュージック(637)


—————————【637】———————————————

When  you  read  about  such losses  in  novels  or  see 
them  acted  on the  stage,  they  always  seem  dramatic.  
It  is  interesting  to  experience  it  oneself.   That  voice 
announcing  the failure  of  our  bank  had  put  a definite
period  to  end  of  a  very  comfortable  chapter  in  our 
life:  the  chapter “Rich.”
 

——————————(訳)————————————————

  こういう損失のことを小説で読んだり、舞台上の演技
で見たりするのは、いつも劇的ではらはらするものです.
それを自分自身の身の上で体験することは、わくわくす
る興味があります.私たちの銀行が破産だと通告された
ことは、私たちの人生のうち、「リッチ」という章に、こ
の上ない快適だった1章に、終焉という明確な期限が置
かれたということでした.


..—————————≪文法≫——————————————————

「物主語」は英語の普通の表現なので、日本語にする
ときは「物主語」を「原因、手段」の副詞に置きかえて
受け身で訳すのが自然です.
the failure had put a definite period to end of ~ 
破産が明確な終符期日を~に置いた
              ↓
破産のため、~に明確な終符期日が置かれた

 

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