日本と世界

世界の中の日本

貧しい高齢者、若者の未来にさせるのか=韓国

2023-02-09 14:51:53 | 日記
【中央時評】貧しい高齢者、若者の未来にさせるのか=韓国(1)

2/9(木) 12:03配信

大韓民国で老いるということは恥ずかしさだ。若く見えるという社交辞令が乱舞し、1歳でも若く見えるようにするという服と化粧品が人気だ。
「老」の字は最初から忌避対象になり、官庁でも老人は「オルシン(高齢者、お年寄りなどの意)」という単語に代替された。
その騒がしい恭敬の裏には
「トゥルタク(話すと入れ歯がカチカチなることを揶揄した言葉)」「老人虫」「年金虫」などのような高齢者をさげすむ「嫌老語」が広がっている。

 老いることをさらに恥ずかしくさせるのが貧困だ。

65歳以上の韓国の高齢者10人中4人は「相対的貧困層」だ。

中位所得の半分にも満たない金額で暮らす。

この数値は経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち断然トップだ。
OECD平均の13.5%(2019年)の3倍に上る。

それでも所得下位70%の高齢者に支給される基礎年金が導入され良くなってこの程度だ。

各種経済指標でいつのまにかOECD上位圏を占めることになった韓国だが、この誇らしい数値を作った高齢者に返ってきたものは恥ずかしい統計だけだ。

 問題は高齢者の現在が若者の未来という事実だ。

韓国の66歳以上の相対的貧困率40.4%は18~65歳の貧困率10.6%の4倍に近い(統計庁『韓国の持続可能発展目標(SDGs)履行報告書2022』)。

その格差が先進国のうち高齢者貧困率が比較的高い側のスイスやオーストラリア(それぞれ2.5倍)、日本(1.5倍)を圧倒する。

全人口よりむしろ高齢者の貧困率が低いフランスやオランダのような国との比較は考えることすらできないことだ。

韓国の若者たちが老いて貧しくなる危険性がそれだけ大きいという意だ。

 話が長くなったのは、国民年金の所得代替率をさらに高めなければならないということを言いたいからだ。

現在国民年金の名目所得代替率は42.5%だ。

基金枯渇を遅らせるため毎年引き下げてきた。2028年までに40%まで低くなることになっている。

しかし生涯平均月給400万ウォンの人が国民年金で160万ウォンほど受け取れると考えれば誤算だ。

実際にはその半分程度だ。

名目所得代替率は40年間の加入を前提とするが、平均国民年金加入期間は18.7年にすぎない。

そのため実質所得代替率は22%水準にとどまる。

 いま国会年金改革特別委で議論される2本の軸は保険料率と所得代替率だ。現在9%の保険料率を高めようというのは意見がまとまりそうだ。しかし所得代替率に対しては分かれる。民間諮問委員会は溝を埋められないまま現行維持案と引き上げ案を並んで提示した。

韓国、尋常ならざる輸出萎縮…中小企業の打撃はさらに大きい

2023-02-09 11:03:04 | 日記
韓国、尋常ならざる輸出萎縮…中小企業の打撃はさらに大きい

登録:2023-02-07 19:54 修正:2023-02-08 07:42
  • 페이스북
  • 트위터
  • 프린트
  • 글씨크기 크게
  • 글씨크기 작게


昨年、中小企業の輸出は1.7%増にとどまる…輸出全体では6.1%増
釜山新港第4埠頭で大型クレーンが輸出貨物を船積みしている/聯合ニュース

 韓国経済の最大の支えと言われる輸出の萎縮傾向が中小企業側でさらに深刻なことが分かった。中国をはじめとする世界の景気減速の影響が、中小企業側にさらに大きく影響していることを反映するものだ。
 韓国中小ベンチャー企業部が7日に発表した「2022年中小企業輸出実績」によれば、前年より1.7%増えた1175億ドルと集計された。昨年1年間、韓国全体の輸出が6837億ドルで、前年より6.1%増えたことに比べ、はるかに微々たる増加幅だ。中国をはじめとする世界の景気減速で、韓国の中小企業の主力品目であるプラスチック製品や化粧品の輸出が減ったことによる結果だ。半導体輸出が減少した影響もある。
 昨年12月の1カ月間だけをみれば、中小企業の輸出は101億6千万ドルで、前年同月より8.5%減少した。同月の輸出全体の減少幅(-9.6%)とほぼ同じ水準だ。自動車(+54.8%)の輸出は大幅に増加したが、半導体(-24.3%)、プラスチック製品(-14.1%)で不振だったためだ。中小ベンチャー企業部グローバル成長政策課の担当者は「新年1月の中小企業の輸出実績も、輸出全体の流れ(16.6%減)と変わらないだろう」と話した。
 昨年、年間の中小企業輸出1位品目であるプラスチック製品の輸出額は51億ドルで、前年より4.9%減少した。2位品目の化粧品輸出は7.6%減の46億ドルと集計された。半導体輸出(6位31億ドル)は6.2%減少し、自動車輸出(7位31億ドル)は18.3%増加した。自動車輸出の好調は「ロシアおよび近隣諸国への中古車輸出が増加したため」と中小ベンチャー企業部は分析した。
 国別には中国に対する輸出が8.2%減った219億ドルを記録した。香港への輸出も比較的大幅な15.9%の減少だった。ベトナム、インドネシアへの輸出もそれぞれ0.7%、0.5%減少。米国、インド、台湾への輸出は16.5%、10.6%、5.7%増加した。対米輸出が目立って増えたことについて、中小ベンチャー企業部は「完成車市場の好調により中小企業の対米輸出の最大輸出品目である自動車部品の輸出が増加し、製造業育成策の影響で電子応用機器・機械要素・産業用電子機器などの機械類の輸出が二桁成長した結果」と明らかにした。
 中小企業のオンライン輸出(関税庁集計電子商取引輸出)の実績は、前年より8.5%増の7億1千万ドル。韓国全体のオンライン輸出額9億1千万ドルのうち78.4%に当たる。前年はこの割合が76.7%だった。品目別では、音響機器(+38.0%)、コンピューター(+101.2%)などが強気を見せ、国別では米国、日本、中国、シンガポール、マレーシアなどへの輸出が活発だったことが分かった。
 中小ベンチャー企業部のチェ・ウォニョン・グローバル成長政策官は「昨年下半期から輸出減少傾向が続いており、今年も厳しい状況が続くだろう」とし「1月に発表した『中小企業輸出支援策』を支障なく推進し、中小企業の輸出を後押しする」と述べた。