ICUROK!!

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クルクルミラクル

2013年12月10日 23時17分58秒 | 音楽

すわ、今年に入って3遍しか更新してないことに気づいた。由々しきことじゃ。
なんぞネタないかということで、今更だが核P-MODEL新譜の感想などちょいとメモしておく。

01: гипноза (Gipnoza)
ノイジーなテーマ、縦横無尽に飛びまくる音、安定のバカコーラス、飛ばし気味のギター。前半の飛ばし方に比べサビはやや大人しいイメージもあるけど、タイトル曲としては充分な威力かと。カタストロフィー~の上昇するメロとコーラスが大変好み。
シャッフル再生させて思ったんだけど、前作ビストロンのBig Brotherから繋がりやすいのはノイジーなリードシンセの音色が似ているからだろう。というか、音源同じもの使っているのかね。

02: それ行け!Halycon
縦刻みのリズムトラックと右チャンネルのピコピコがP-MODEL臭を醸し出すぜい。とどめとばかりに田中靖美氏がキーボード参加で目出度く“パロディ”の完成。
ピンクの兎が笑いながら包丁かざしてスキップしてくるような、色々おかしい3分未満のサクッと聴ける楽曲。胡散臭い曲はお家芸さねぇ。

03: 排時光
本作は1~3曲目までのテンションが凄く好きでして。
この曲はGood Morning Human~の変態的コーラス、予告無しにマイナーからメジャーに転調するトリックなど「らしさ」がいっぱい詰まっている。最初聴いたときは「気持悪い(褒め言葉)」などとゲラゲラ笑っていたものだが大好きになってしまった。
しかしギターがいいよねえ、ギプノーザ。EVO導入してから色々使い込もうとしていらっしゃるのか、ギター率の高さにはニンマリさせていただいとります。

04: 白く巨大で
勝手にアンチモネシアの姉妹曲と思っている。
スローテンポの曲であっても核Pの音はビキビキよの。各楽曲のシンセ音源はキーボードマガジンではあまり詳細は触れられていなかったが今回もSynth1メインで賄っていらっしゃるのか。

05: Dμ34=不死
前奏はEnolaにも似つつ、6拍子→4拍子というこれまた「らしさ」の詰まった一曲。個人的に怪しげな雰囲気のメロ部分が好み。
ふぅ~~~しぃ~~~は思わずマネしたくなる。というか、もうしてた。
導入部で使われているガラスを擦った音というか蒸気の抜ける音というか(良い表現が浮かばん)、あれって王道楽土で使用した音源と同じっぽいなあ。今作はヒラサワ音源ライブラリーも堪能できるわけですなあ。

06: Dr.древние (Dr.Drevniye)
よ、読めない…。ドレヴニヤ?
のんびりした曲調なんだけれど、これまた結構歌詞はドギツかったり。重戦車のような広告の声に耳を傾けていたら突然πドゥアーーイ!など始まらんかと構えてしまいますね(始まりません)。
敢えてリズムに乗せず、電子信号のような断片的ギターソロを披露するEVO宣伝部長の確かな腕前。

07: Parallel Kozak
1月に控えるライブのタイトルすな。二重展望シリーズ的な位置付けでよろしいのだろうか?ライブでは出囃子や曲間で使用しそうな一曲。バージョンも複数展開したりして…。
コザック?ダンスではないか。途中の変拍子でコサックもズッコケそうな裏切りっぷりは流石。

08: Alarm
ここいらからラストスパートに入りますな。疾走するシーケンスパターンの気持ちよさに加え、ギターがこれまたデストロイモードじゃあないですか。ギター嫌いとか言いつつ、そうか、新しいおもちゃが気に入ったんだねぇ?よかったのう、よかったのう。ニヤニヤ。

09: 109号区の氾濫
ランタンなら不要~部分をサビのモチーフに転用はお手の物。そんで、またギター。ほんと高音から低音に飛ぶよねえ。
どうでもいいけど、今回のガン飛ばしたジャケ写といい、歌詞カードといい、相変わらず強烈なアーティストイメージを。油断して開いた特設サイトで睨まれたときは強烈な眼光に殺されそうになったからなあ。あの変な服も一体どこで見つけてくるんだか…。

10: Timelineの東
このアルバムでは異色といえば異色なのか。狙い方がずるいっすよ~。この曲好きな人多かろうね。
ヨナ抜き節で疾走するテーマは巡航プシクラオンを思わせつつ、これまでの楽曲からガラリと雰囲気が変わる。まるで突然曇天に射す一筋の光のような。
道を東へ~で背中を押される。サビ直前のオクターブ下げた歌い方もずるいっすよ~。ギターソロも狙いすぎっすよ~。暗闇の中で“正気”や“真実”に気づいた人々とその邂逅への賛歌だとすればTOWN-0~や上空初期値あたりに通ずるものもあるのかな、などと勝手に解釈を……。

てなわけで、ダラダラと書いて参りましたが、個人的に好きなのは1~3、5、9、10曲目あたりかな。
1月はどうやら無事ライブ参戦できそうなのでワクワクさんでございます。PEVO星人は出てくるだろうし、新兵器登場などはあるのか。
さておき、前作から9年経っているというのがね、 なんともはや。9年前といえば、ヒラサワファンでも無かったしなあ。はて、あの頃わたくしは一体何をしていたか、社のガラクタの中にそっとしておこうか……。


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