カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

平昌五輪

2018年02月11日 08時40分26秒 | スポーツ

平昌五輪も進んでおります。

夏の五輪と違って、競技者が転倒したのを見て「アッ痛・・・・・・」と叫ぶことが多いようです。

大きく分野ごとで違うのでしょうが、野球ではなくサッカーだからこそ成功した場合もあるでしょうし、その逆もあるでしょう。

しかし同じスキーやスケートの中で、種目を選ぶ時に、自分の「好み」だけではなく、なんらかの「指導」もあったでしょう。必ずしも自分の好み通りの種目を選んだわけではなさそうです。

これはサッカーや野球でもみられますが、守備位置をチーム事情で変えられることがあるのに、似ています。

どうしてもその種目特有のルールがあり、「ビデオ判定」に持ち込まれる場合が多いようです。

以下は、あくまでも私の「ビデオ判定」です(笑)。


ショート・トラック

複数人数で短いトラックをぐるぐると回りますが、どうしても「接触」があり、せっかく上位に入ったのに「失格判定をされることがあります。

ならば接触を避けられる先頭が有利かと言えば、意図的に先頭を譲ることがあり、5~7人の順序がしばしば変わります。選手個人のスタミナも関係して微妙な駆け引きとワザがあるようです。

「接触による失格」が多く、私の好みには合いません。

スピード・スケート

こちらは2人で滑る競技で、領域が明確に分かれており、外側と内側の交代時期に重なる場合がありますが、まず接触することがなく、安心して視聴できます。気になる人もいるでしょうが、外から3番目(最も内側)の練習領域は無視することですね。

スキー・ジャンプ

これは1人つず競技し、時間ではなく距離で勝負が決まるようです。

大けがの恐怖が頭をよぎることが多いでしょうから、あの驚異の高梨沙羅さえ20歳を過ぎたので、もう上位に入ることはないのでしょうか。だからこそ、上位を期待できないのに葛西の8年連続五輪出場には驚いてしまうのです。

自然環境、特に風が影響するので、その時に測定した風力を元にして点数が「加点」されたり「減点」されます。

総合点数は「距離・飛型・風」によって決まり、「飛型点」だけが採点対象となってしまいます。尤も「距離さえ長ければ着地の形式はどうでもいい」というわけでもないのは私にも理解できますが。

屋外でもあり、風との勝負ですから、葛西が言うように平昌の低温・強風は最悪なのかも知れませんが、それでもバドミントンのように「人工的なエアコン風」で小細工できるわけでもないのが、せめてもの救いでしょうか(大笑)。

ノルディック・スキー

名前で分りますが、北欧で生まれた競技なんでしょうね。

こちらは多数の人による競技で、距離が長くてもまれにゴールで僅差になることがあります。

しかし一番大変なのは、競技を中継するほうで、競技者の進行に応じて固定カメラを切替えていくのでしょうが、今放送しているのが、どのあたりに位置するのかが分りにくいので、今後解決すべき課題でしょうか。

私の好みでは、多人数だけれども接触がまずないので、好ましく感じる種目です。

ジャンプとの混合や、バイアスロンのように射撃などとの混合もあるようです。100年後には、スキーとスケートの混合種目があるかも知れませんね。EUのように、細分化が進むと、統合したくなるのが人間のようですから。

エア系

スノーボード・ハーフパイプ・やフリースタイルスキーも1人で競技する採点競技ですが、何が上なのか分らない場合もあり、これからの課題が多いかと思います。

10代の人も多く、まれに転倒して大けがをすることがあるようで、ジャンプ同様に、20歳を越えると恐怖感との勝負なんでしょうか。

フィギュア・スケート

1人で演じる採点競技であり、多人数が混在する「練習」をのぞいて、競技中に選手同士が接触することはありません。

採点競技の場合、審判の主観が問題になりますが、複数の審判の判定で、なおかつ極端な値を除いた値の平均値を点数にするなど、進化しています。

ソリ

  • 1人が板の上に頭を先頭にして下向きで乗るスケルトン
  • 1人~2人用の板の上に足を先頭にして上向きで乗るリュージュ
  • 複数の人間が箱の中に乗るボブスレー

があり、とても速いので精密な測定が必要です。

1チームごとの競技ですから、壁との接触は別として、選手同士が接触することはありません。

スケルトンの重量制限:(そり+選手)≦115kg男・92kg女

ボブスレーでも、男女や乗員数によって重量制限があるようで、空気抵抗などを考え形状を工夫しているようです。 

アイスホッケー 

サッカーなどに似たチーム競技です。キーパーのいでたちがものものしいほかは、サッカーと同じような「選手の接触」に関する審判の判定問題が残ったままです。

スキー滑降

回転系の1人競技で、時間を競います。

私もそのむかし、「回転」「大回転」という名前なので、垂直にも回るのかと思っておりましたが、ただ単に「くねくね」と曲るだけなので、「回転」という言葉には今でも違和感があります。

こちらも屋外の固定カメラを次々と切替えて放送しますが、今どこのあたりを滑走しているのかをもう少し詳しく表示するべきでしょう。

ゴルフや野球の中継でもそうですが、カメラがふらふらとボールを追いかけてどうするのですか(笑)。  

カーリング

一番静かで、動きが少ない種目。

あの「ゴシゴシほうき掃除」さえなければ、私は推薦します(笑)。

さてさて、皆様はどう思われますか。