2018年に入ってからの主な米銃乱射事件
2018/01/22 米テキサス州の高校の食堂で銃発砲、死者なし
2018/01/23 米ケンタッキー州の高校で拳銃乱射、2人死亡
2018/02/01 米ロサンゼルス中等学校で暴発、死者なし
2018/02/14 米フロリダの高校で退学元在校生が乱射、17人死亡
2018/03/02 米ミシガン州中央ミシガン大で銃発砲
2018/03/20 米テキサス州物流施設内で小包爆発
2018/03/20 米テキサス州のリサイクルショップで爆発
2018/04/03 米カリフォルニア州ユーチューブで発砲、容疑者自殺
2018年に入ってからの主な米トランプ周辺
2018/01/13 辞任× 駐パナマ米大使フィリーが3月9日辞任を表明
2018/01/23 再開 予算案(1/23-2/8)が通過し閉鎖3日間だけに
2018/01/24 聴取 セッションズを特別検察官が事情聴取
2018/02/02 退任 米国務省ナンバー3のシャノン次官(政治担当)
2018/02/07 辞任× ホワイトハウスのロブ・ポーター秘書官
2018/02/22 聴取 トランプ元顧問ナンバーグを特別検察官が事情聴取
2018/02/27 辞任× 国務省のユン北朝鮮担当特別代表が週内に辞任
2018/02/27 資格 クシュナー「最高機密」資格失う
2018/02/28 辞任× ヒックス広報部長が辞任
2018/03/06 辞任× コーン国家経済会議(NEC)委員長が辞任
2018/03/13 解任▲ ティラーソン国務長官解任(3/31迄引継か)
2018/03/13 解任▲ ゴールドスタイン国務次官解任
2018/03/16 解雇▲ セッションズがマッケイブFBI副長官を解雇
2018/03/22 辞任× マクマスター大統領補佐官辞任、後任はボルトン
2018/03/23 辞任× トランプ弁護士ダウド辞任、後任は強行派弁護士
2018/03/29 解任▲ シュルキン軍人長官を解任、後任は大統領主治医
トランプ周辺の解任辞任さわぎと銃乱射だけでも、多すぎます。
銃乱射事件が起きるたびに例のトランプ節が出て、周辺の辞任解任が増えるのでしょうか。
銃乱射と解任が妙に多すぎる点で、確かに似ていますね。
トランプ大統領、モラー連邦特別検察官の解任検討せず=ライアン下院議長:ロイター 2018年3月21日
モラー米特別検察官、3月時点でトランプ氏を捜査対象とせず=WP:ロイター 2018年4月4日
もしも
モラー米特別検察官が「トランプを捜査対象としている」と発言すれば、「トランプは、ほぼ間違いなくモラーを解任」するでしょう。
よってモラーとしては「3月時点でトランプを捜査対象としていない」と述べたのは、賢明だったと言えるでしょう。
しかし実際のところ、モラーはトランプ周辺を徹底的に捜査しているようで、「あのときこういったではないか」と追究された時のことを想定して、「3月時点でトランプを捜査対象としていない」としたのは妥当なところです。
今のところ
米連邦議会上下院で過半数を握っているのは共和党であり、トランプが身内の共和党から反発を受けているとはいえ「大統領の弾劾」はそう簡単ではなさそうです。
ただし中間選挙では「上院議員のうちの3分の1、下院議員全員が改選」とのことですから、2018年11月の中間選挙(やく半年後)でどうなるか分かりません。ひょっとしたら、この結果、民主党が上下院とも過半数をとることも予想され、そうなれば間違いなくトランプの弾劾裁判が開かれるでしょう。
この場合、トランプは大統領職を罷免されるか自分で辞任するかを選ぶ事になりそうです。
かなりレベルの低い醜聞もあり、尊敬に値することもほとんどなく、「そんな人もいたな」くらいのいっときの印象でトランプは表舞台から消え去るのではないでしょうか。
残るは、独裁国家(ロシアと中国)問題であり、次の大統領が何らかの行動に出ることでしょう。
「2018年11月の米中間選挙」は重要です。
さてさて、皆様はどう思われますか。