今の世界情勢をみていると・・・・・・
- 相手の否定を事前に理解している疑う側
- 不都合なこと全てを否定する疑われる側
の2つにわかれそうで
- 制裁する側
- 報復する側
とも言え
- 公表する義務のある民主国家(主権が国民にある)
- 公表する義務がない独裁国家(主権が首脳にある)
かも知れません。
▲否定する独裁国家
- 調査する前に疑惑を否定しましょう。・・・ますますあやしくても!
- たとえ証拠が提示されても否定しましょう。・・・一層怪しいけど!
- 疑われても「でっちあげ」と否定しましょう。・・・怪しいですね!
- 加害者性を隠したまま、被害者性を装いましょう。・・・怪しい!
- 証拠を見せろとさけびましょう。・・・・・・次から「そんなヘマをして証拠をつかまれることがないようにできる楽しみがあります」(笑)。
本当にそういった事実がないならば、「肯定の証拠」を要求するだけでなく、自ら「否定の証拠」を提示する必要があります。
空爆された地域を堂々と公開して、「化学兵器関連場所ではない」ことを証明すべきところ、ロシアがOPCW(化学兵器禁止機関)の査察より先にその場所に入って証拠を隠滅しようとしていると受け取られては、やはり「空爆場所は化学兵器関連場所であった」と言っているようなものです。
それができずに、「安全のため事前に調査した」と言い逃れているようでは、ますますあやしいと言わざるを得ません。
こういった初歩的な「あやまち」がみられるのです。
▲証拠を示そうとする民主国家
証拠をつかんでいるとするものの、ぎりぎりの証拠を出せば、相手は次からそういったボロを出さないようにするだけですので、最小限の証拠で済まそうとします。
言い替えると、何かの事案について
- 証拠がないから、でっちあげだ、とする国々
- 証拠をもちながら、示そうとしない国々
に分かれているようです。
分りやすく言えば
- 説明責任など、まったくない独裁国家
- 説明責任がある国(常に説明しているとは限りませんが)
の違いなんでしょう。
さてさて、皆様はどちらを信頼しますか。