旭川発 ハッピーなくらし

二度とない今日の日
出会えたことの喜びに感謝して…

旭川 井上靖通り2017冬・ナナカマド並木

2017年12月20日 | 井上靖通り

12月に入ってから、晴れた日は数えるほどの旭川。
ここ連日、深々と降る雪で、どこもかしこも雪の山が高くなってしまい
歩道から車道を走る車も見通せないほどになっているんです。
青空を心待ちにしてしているのですが、お天気だけは、しかたないですね。

さて、今日は「井上靖通り2017冬・雪景色」の続きをお話をしましょう。

                      2017.11.20
 「春の広場」まるで水墨画のような風景に…。(道道72号線沿いの歩道から撮影)
 この春は「春の広場」で満開の山桜と八重桜を楽しんできました。
  『旭川 井上靖通り2017春・山桜・八重桜』2017.5.20


                      2017.11.20
 井上靖通り「夏の広場」歩道沿いのナナカマド並木。
 真っ赤な実に綿帽子のきれいなこと。 ひととき佇んで…
 

                      2017.9.17
 上写真と同じ場所にて。 ナナカマドの実は橙色に色づいたばかりで、かわいい♪
 ナナカマド並木は「春・夏・秋・冬の広場」から「みんなの広場」のむこうまで続く。
 

                     2017.11.20


      



 ナナカマドは旭川市民の木で、街路樹として、あちらこちらで見ることができます。

             
      井上靖氏の文学碑 (揮毫  井上靖氏) 

   旭川生まれの井上靖氏は、
  雪をかぶったナナカマドを「赤い実の洋燈(ランプ)」と詠われてます。


  井上靖氏の文学碑 (設置1990年9月19日 ・ 所在地 旭川市4条通8丁目緑橋通)

 
 
 私は十七歳の、この町で生まれ、
 いま、百歳の、この町を歩く。

 すべては、大きく変ったが、
 ただ一つ、変らぬものありとすれば、
 それは、雪をかぶったナナカマドの、
 あの赤い実の洋燈(ランプ)。

 一歩、一歩、その汚れなき光に
 足許を照らされて行く。

 現実と夢幻が、
 このようにぴったりと、
 調和した例を知らない。

 ああ、北の王都・旭川の、
 常に天を望む、凛乎たる詩精神。
 それを縁どる、
 雪をかぶったナナカマドの、
 あの赤い実の洋燈。
 




 
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
読者登録を (まあ)
2017-12-25 17:54:50
こんばんは~
この度は読者登録をしていただきましてありがとうございました。
白い雪に真っ赤なナナカマドの実が素敵ですね~
その時々の季節の移ろいに心が和みますね。
返信する
まあさんへ (ぼたん)
2017-12-29 00:26:44
まあさん、丁寧なご挨拶をありがとうございます。いたみいります。
まあさんの、やさしいブログに癒され読者登録させていただきました。

素敵なホームページも拝見させていただきました。楽しみが増えて嬉しいです。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
返信する

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