旭川発 ハッピーなくらし

二度とない今日の日
出会えたことの喜びに感謝して…

『氷点』の舞台・見本林と三浦綾子記念文学館

2012年02月04日 | 三浦綾子記念文学館

極寒の旭川 今朝は氷点下16.1度。この時間の気温は氷点下8.6度です。
今日は『氷点』」の舞台 真冬日の「見本林」2012の続きをお話しましょうね。
  

       外国樹種見本林 正面 
 
 美瑛川へと続く道 この季節は細い道になってて足跡もなく…


ストローブマツやヨーロッパトウヒなど針葉樹林が堤防両側に沿うように続いています。
 



三浦綾子記念文学館 正面入り口  2012.1.15

この日は、三浦綾子さんの『塩狩峠』の挿絵を描かれた
旭川在住の画家 中西清治さんの絵画展「『氷点』を描く」開催中で
「厳冬 見本林(100号)」「氷点 見本林 夏」など14点
四季折々の見本林の風と匂いを感じる作品を堪能しました♪

小説『氷点』 綾子さんが光世氏にささげた深い感謝の言葉…



上写真は「三浦綾子記念文学館開館二周年記念」の絵葉書セットの表紙です。



こちらも「三浦綾子記念文学館開館二周年記念」の絵葉書セットの表紙を撮影。



中西清治さんの作品 『三浦綾子の世界』絵葉書セット
ずいぶん前に求めた絵葉書。こちらも表紙を撮ってみました。


 
 『三浦綾子の世界』絵葉書セットのなかの作品から  



すこし休憩しましょうか… 
この日はコーヒーとシュークリームのセットを注文♪
米粉を使ったシュークリーム(冷凍)を好みの柔らかさにしていただきました。
皮はパリパリ。クリームはシャーベット状態で半分トロトロで美味しかったヨ

喫茶室内での撮影は許可をいただきました(⌒-⌒)



真冬の見本林 三浦綾子記念文学館喫茶室からの眺めです(2012.1.15)

11月1日から開催されている「男の中の男!鈴木新吉の半生『岩に立つ』の世界」は
見応えのある企画展です。
温かく懐かしい思いにひたりつつ堪能してまいりました。


上写真は「三浦綾子記念文学館開館二周年記念」の絵葉書セットのなかの一枚

三浦綾子は1979年(昭和54年)5月24日、書き下ろし小説『岩に立つ』を世に出しました。
この小説は、三浦夫妻の家を建てた大工の棟梁、鈴木新吉さんの半生を描いた作品で
構想から数十年の歳月をかけ一冊の本になりました。(展示品資料目録より転載)


  塩狩峠記念館。 2010.5.16

三浦綾子さんが『氷点』を執筆の頃、文具・雑貨店を営んでいた
当時の家は小説「塩狩峠」の舞台に移築復元されております。





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三浦綾子記念文学館から「氷点橋」歩いてきました。

2011年04月06日 | 三浦綾子記念文学館

この前の「旭川・「氷点橋」から氷点通り歩いてきました♪」
の続きをお話しましょう
4月3日 氷点橋を神楽側から撮影。氷点通りを歩いて文学館に行ってきました。

     三浦綾子記念文学館 外観  2011年4月3日
三浦綾子さんの小説「氷点」の舞台として有名な見本林に建てられています。
建物は変形12面体 雪の結晶をイメージされた静かな佇まいです。

 
 外国樹種見本林 文学館喫茶室からの眺めです(2011.4.3)
文学館の雰囲気だけでも味わっていただけると嬉しいです。館内は撮影禁止なので…


おだまき会(三浦綾子記念文学館のボランティア組織)のなかの
お一人が開館当時から 折々に撮影されてきたアルバムは二冊になってました。
見本林の草花・やさしい風景など貴重な写真を堪能してきました(⌒-⌒)


ボランティアさんに 淹れていただいたコーヒーの美味しかったこと!
写すのを忘れてしまいました(#^.^#)「MENU」だけでも…
 

喫茶室から見えた 野鳥の巣穴跡がついた木々を撮りましょ♪(4月3日 13時50分)
三浦綾子記念文学館前から氷点橋を渡って駅前までいきましょう(⌒-⌒)
 ゆるゆると歩きましょうか…


  氷点通り 神楽4条8丁目




 流れているのは「忠別川」です。


 覆いのなかは工事中の旭川駅舎です。


橋から見える景色は造成予定中の河畔公園のようです。
こちらは「北彩都ガーデン」の一帯なのかしら… 楽しみです




神楽の見本林・文学館から 永隆橋通 南6条通交差点まで ゆっくり撮影しつつ
歩いて30分で旭川駅に到着しました。


神楽地区からは旭川駅の東改札口への通路も完成。近くて便利になりましたね。
JR旭川駅は今年の秋がグランドオープンです





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文学館・神楽見本林2010

2010年06月16日 | 三浦綾子記念文学館


6月13日から開催されている三浦綾子記念文学館の特別展企画展
「三浦綾子が描いた多喜二の『母』」「セキは現代(いま)に何を語るか」に行ってきました。

展示室の解説パネルには三浦綾子さんの小説「母」の語り口調(秋田の方言)を
とりいれ、分かりやすく五つの切り口で紹介されております。
小林多喜二の書・水彩画・写真・デスマスク(彫刻 市立小樽文学館所蔵)
そしてセキさんが書いた短歌の短冊、壷井栄さんからの手紙など
切なくも温かい展示品の数々、貴重な品に感動感激してまいりました。


文学館喫茶室からの眺めは一服の絵のように輝いていました。 (2010.06.13撮影)

「おだまき会」の方が撮られた見ごたえあるアルバムにも癒されます(上写真テーブル右)
おだまき会は、三浦綾子記念文学館のオープンと同時に発足したボランティア組織
綾子さんの好きだった花「おだまき(苧環)」を名前にしています


ときどき姿を見せるエゾリスさん。この日は一度も見かけなかったので…
           撮り置きの写真から(2005.06.13撮影)
 

 喫茶室の窓辺から、楚々とした佇まいのオダマキ(苧環)の花が見られます。


三浦綾子さんの小説『氷点』の舞台となった外国樹種見本林の
樹木を一本も切ることなく三浦綾子文学館は建てられています。
こちらの見本林は北海道での外国樹種の成長を観察するために作られた林で
面積は約18ヘクタールあります。
1898年に植栽されて以来100年の歴史を持つ外国樹種見本林は
自然休養林として訪れる方々に親しまれています。

ヨーロッパトウヒに絡まるツルアジサイ(ゴトウヅル)は咲き始めたばかり
小さな白い花の清楚なこと。きれい…


こちらは、以前クサノオウの花が咲き誇っていた場所です。(2005.06.13撮影)


今春、例年と比べ花が少なく数えるほどしか咲いてなくて寂しかった。
  クサノオウの花言葉は「思い出」だそう…
 
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旭川 冬の文学館・見本林

2010年03月22日 | 三浦綾子記念文学館

今日の午後、神楽にある外国樹種見本林を歩いてきました。

  三浦綾子記念文学館 外観  2010.03.22


 文学館の階段ホールからの景色。むこうに駐車場が見えます。


こちらは三浦綾子記念文学館の喫茶室からの眺めです。

木々の枝が揺れたときは、エゾリスが見られるかも。
館内は撮影禁止なので…窓からの眺めだけですが
文学館を訪れた雰囲気だけでも味わっていただけると嬉しいです。

少し林のなかを歩いてみましょう。


 喫茶室から見えていた木立。


ここは、昨秋、オオハンゴンソウや秋の草花が咲いていたところ。
見本林のなか、細い一本道の足跡をなぞって歩いてきました。
 お話はつづきます。
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三浦光世さん 小さな講演会

2009年10月21日 | 三浦綾子記念文学館

「晩秋の見本林」のつづきをお話しましょう
10月14日、三浦綾子記念文学館の館長 三浦光世さんの「ちいさな講演会」がありました。


この日は開催中の『泥流地帯』展示に関するお話が中心。
以前は三浦光世さんお一人でお話しをされていらっしゃいましたが
今は学芸員さんと対談形式で「綾子さんとの創作活動」についてのほか
綾子さんを支えてこられた、ご主人ならではのエピソードも語られました。
来館者からの質問にも答えてくださる時間もあります~♪

1926年(大正15年)5月24日の十勝岳大噴火より被害に遭われた
開拓農家(三重県から入植した団体)の方々の遺族の体験の聞き取り
被災地となった上富良野町を1975年(昭和50年)に
訪れた取材当時の展示資料は臨場感溢れておりました。

『泥流地帯』は苦難に対する考え方を書かれた作品とのこと。
この連載小説を道新に書くことになったことについて
「北海道新聞から声をかけていただいたときは、心から喜んでいました…」
綾子さんの言葉を感情こめてお話ししてくださいました。
『泥流地帯』は人生の試練とは… 大切なことを教えてくれる小説です。

想い出話しのなか、綾子さんがお好きだった童謡「赤い靴」を歌ってくださり
嬉しいひとときになりました~♪

♪毎月・第二水曜日は三浦光世さんの「小さな講演会」が開かれております♪

 ふかふかの松葉に野鳥… 秋ですね。
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旭川 晩秋の見本林

2009年10月19日 | 三浦綾子記念文学館

14日、三浦光世さんの「ちいさな講演会」に行ってきました。
三浦綾子さん没後10年の特別企画のひとつ「泥流地帯」の展示品を見学
講演を拝聴し、外国樹種見本林をゆっくり散策してきました。


三浦綾子さんの小説「氷点」の舞台として有名となった見本林は
1898年にストローブマツなどの苗木を植栽して以来100年の歴史を持つ
北海道で最も古い外国樹種人工植栽地のひとつで学術的にも貴重な林です。


  三浦綾子記念文学館 見本林側から撮影(2009.10.14)


 文学館の喫茶室からの眺めです。

 この少し前までエゾリスが冬の準備に忙しく走り回っていたそうです。
 喫茶室の雰囲気、気分だけでも味わってくださいね。 館内は撮影禁止なので…
 お話はつづきます。
 
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三浦綾子記念文学館

2009年06月25日 | 三浦綾子記念文学館


 三浦綾子さんの小説「氷点」の舞台として有名となった見本林
のなかに文学館が建てられております。
建物は変形12面体で雪の結晶をイメージされた静かな佇まいです。
綾子さんの直筆の原稿や膨大な取材ノート・資料・プロフィールなど
5つの展示室のほか視聴覚室や図書室があります。


2009.6.21  喫茶室の窓から見本林を眺めて・・

 喫茶室からの四季折々のたたずまいには心癒されます。
冬には、雪の重みでしなった松の枝葉から粉雪が舞い
ダイヤモンドダストに似た輝きを眺められ幻想的・・・
また二階の図書室では閲覧自由な作品や綾子さんの講演ビデオや
『氷点』はじめ映画化された数々の作品の映像を視聴することができます。

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文学館 特別展オープニング

2009年06月16日 | 三浦綾子記念文学館


13日から「三浦綾子没後10年・特別展」『綾子の療養時代』開かれています。
文学館一階中央ホールで開かれたオープニングセレモニーでは
旭川市中央公民館合唱サークル「チューズデイ」の皆さんが5曲歌われ
また読売新聞が公募した歌詞に作曲家・船村徹さんが曲を付けた
「三浦綾子メモリアルソング」最優秀賞の「あなたはどこで」のCDが流され
歌手の鈴洋子さんの美しい声と日本語に聴き入ってきました。
合唱団「チューズデイ・コンサート」の曲目は「氷点」「赤とんぼ」のほか
三浦綾子さん作詞の『ナナカマドの並木路』の曲が初披露されました。

  「ナナカマドの並木路 今ごろは白い花が咲いているだろうか・・」
情景が目に浮かぶ詩の一節。急ぎメモしたので間違っていたらごめんなさい。


素敵なメロディを思い出しつつ見本林を散策。
正面入口から左側の散策路を道なりに行くと・・
やさしい新緑のなか、真っ白なニセアカシアの花が見えてきます。


美瑛川の堤防側にはニセアカシアの巨木。1964年(昭和39年)植栽・アメリカ東部内陸
軽やかにジョギングしている人が通り過ぎて行って・・


白い花と緑が清々しい・・ニセアカシアの花。(マメ科ハリエンジュ属)
見本林から堤防を歩くと・・舗装の切れたところあたりが見事です。
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見本林のなかで・・

2008年09月07日 | 三浦綾子記念文学館
昨日は見本林で盛りたくさんのイベントを楽しんできました。
フリーマーケット、クラッシックギター演奏のほか、文学館や館の関係者から
提供された三浦綾子さんゆかりの品を集めたオークションも開かれました。
偶然、隣の席の方がサイン入りの小説『銃口』上下巻を落札され嬉しそう・・
「この日を楽しみにして来たのですよ」とこぼれるような笑顔。
「信 望 愛」と添えられた綾子さんのサインを見せて頂きました♪
私、初めてのオークションに心ときめき、撮影するのを忘れてしまった



新聞によりますと(北海道新聞9月7日朝刊)
この日のイベントは文学館の運営に協力するボランティア「おだまき会」が
開館10周年を記念し運営費の支援にと企画した催しなのだそうです。


 フリーマーケットには掘り出し物がいっぱい!
 

「おじさんバンド」は盲導犬の育成のためのチャリティーライブが、きっかけで
立ち上げた団塊の世代のグループなのだそうです。
この日、ベンチャーズの懐かしいナンバーなどを演奏。よかった♪!




やさしく微笑みながら、ご挨拶される三浦光世さん  
(1924年生まれ 歌人・随筆家 三浦綾子記念文学館館長)
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三浦綾子記念文学館 開館10周年

2008年06月15日 | 三浦綾子記念文学館
     
  三浦光世氏   2008年6月13日撮影
三浦綾子記念文学館の特別展『三浦綾子の世界』に行ってきました。
10周年を機に展示を一新。解説パネルには三カ国語(英・中・韓)を
追加するなど各展示室のやさしい心配りに心打たれました。


旭川農業センター(花菜里ランド)で開発された新品種の百合。 
やさしい緑色がかった花色。涼しげな感じがすることから
「氷点」の英訳である「フリージングポイント」と命名されたそうです。

三浦綾子さんの小説『氷点』の舞台となった見本林の散策路


ヨーロッパトウヒにからまるツルアジサイ(別名ゴトウヅル 梧桐蔓)
新緑に真っ白なツルアジサイが映えて なんと美しいこと!
高木を見上げて撮りましたので雰囲気だけデス
 
この8月、10周年記念事業のひとつとして旭川出身のテノール歌手
五郎部氏の「五郎部俊朗見本林コンサート」があります。
コンサートは8月30日午後2時から(雨天の場合は翌日)
旭川市神楽7条8丁目 見本林内。会費 無料
美しく澄んだ声が見本林内に響き渡る日が、待ち遠しいですね♪
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