おでかけ大好き

お金のかからないおでかけ&ささやかな幸せ&読書など。毎日楽しいことばかりだといいのにな。

夫のトリセツ

2020-07-30 12:39:16 | 本に暮らす
ナス、ピーマンの揚げ浸し、鳥のササミスパイス蒸し焼き(チーズ紫蘇巻きにしようと思ってたのに挫折)

きんぴらゴボウ、割れまくりのおばあちゃんトマト🍅、ピーマン、しめじ、ウインナー、チーズのオムレツ。

オープンオムレツは焦げるので弱火にすると、なかなか火が通らず。

なので上からクッキングシートをかけて蒸し焼きに。ある程度固まったらシートごと裏返して、8等分にカット。シートごと4つ折りにしてタッパにしまったところ。

食べるときにシート毎カットしてレンチンして便利。アルミホイルはゴミ分別がしにくいので、燃えるゴミになるクッキングシートを使ってます。



お弁当用両面目玉焼き(味醂醤油味)、巨大ズッキーニの半実?は、冷蔵庫にあった塩ザーサイ炒め。苦肉の策ですが、美味しかった。



鮪の漬け丼にしました。
ビンチョウマグロなので、身が柔らかくカットに失敗(半解凍状態を逃す)。モロヘイヤと青紫蘇がひいてあります。

魚好きのムスコが早く風呂に入ってくれるお刺身効果あり。



以前読んだ「妻のトリセツ」の続編です。オットだけでなく、職場の男性とのコミュニケーション、ムスコの育て方などにも使える「オトコのトリセツ」でしょう。

★狩猟のために遠くに動くモノに注意が向き、3メートル以内のモノは見えない(認知できない)傾向の男は子育て中のちょっとしたこと(おむつ換えのときにお尻ふきシートをとってあげるとか)にも気がつかない。

★女性脳は会話による共感で情報収集と、仲間作り、ストレスを発散する。

男性脳は狩猟は五感を研ぎ澄ませる。言語機能をオフにして情報を減らし、沈黙によってリラックスする。
テレビをみてぼーっとしてるときに話かけても、言葉は聞こえても意味として変換されない。わかるぅー。

★オトコは、長い会話は聞いてられないので、結論を先に言う。

解決は求めないグチを聞いてもらいたいだけのときは最初に「辛いことがあったので、話を聞いてただなぐさめて」。
話がまとまらないときは「気になることがあるので、まず経過を聞いてください」から始めるとよい。

★頼り頼られることによって人間は達成感が得られるようにできている。なんでも一人でできるツマは、オットにとってはあまり魅力がない(守り甲斐がない)。甘えつつ、具体的に仕事を頼む。

★男の脳は変化を嫌うので、変化を伴う選択の相談には妻を信用していないわけではなく基本否定する。「困ってないなら今のままでいいんじゃない」とか「様子をみよう」とか。あるある〜。ムスコのことを相談すると大概そう言うね。

なので、「仕事をしていい?」ではなく「仕事を始めるね」で良し。

★こどもの頃のぼーっとしている時間で、空間認知(理系脳)が養われる。

などなど興味深いことが色々書かれていました。モラハラオットへの対処法などと書いてありましたよ。

感想としては、男女とも自分の得意分野を活かしてうまいことやる。すれ違いは脳が違うから仕方ないと思えば気楽。

オンナの得意なコミュニケーション能力でオトコをうまく頼って動かせばよし。オトコは、オンナに頼られて力や空間認知を発揮し、大事な人を守ってる達成感を得られればいい。

要するに昔ながらの表は口も腰も重いけど頼もしいおとーさん、裏ではかーちゃんコントロールが効率がよいんでしょうね。

個人的には体の使い方の男女の違いや、合コン成功の男女の席の位置、なんかも面白かったです。

うちのオットは言われなくても、皿洗いも洗濯物干しも風呂掃除も、ゴミだしも朝の水筒の支度(家族分)もしてくれるけど、そこまでやったならナゼこれをしてくれない!と思うことも多い。

洗濯物干したならネットのゴミも捨てて!、皿洗ったら流し周りを拭いて!とか、なんでそこ見えてないの!!ってことが多いけど。

「近くのものは見えないの。動いてないものは見えないの。オットが見えないものは、見えてるツマがやるのよ。だって家庭ではツマが上司(最終責任者)ですもの」と思えば腹も立たず、平和です。






















不穏

2020-07-11 08:52:58 | 本に暮らす
目が覚めたら降ってなかったので、久しぶりに外を歩く。



庭のバナナの木の花?咲く。不穏。
名作「もこもこもこ」みたいじゃね?





ワタシの茗荷ちゃん、草の中!



タマスダレの花の中。



縁取りの葉っぱきれいね。

長雨でちょっとした坂道とかがヌルヌル滑る。カエルの爆死体もいっぱい!
…朝から刺激的である。



絵本繋がりで、あかね書房の日本の神話シリーズの「いなばのしろうさぎ」

赤羽末吉さんの絵で、文が舟崎克彦さんと、きちんとしているので大人こそ一通り読んでみて欲しいわ。

源平合戦シリーズもオススメ。

ムスコの宿題で感想文書くのに、先生から勧められた?のがこの本。高校生の読書感想文が絵本って。質のいい絵本ではあるもののと、戸惑いつつ読む。

作中、有名ないなばのしろうさぎのくだりは序章にすぎず、その後の兄神様たちによる大国主大神への壮絶なイジメが凄まじい。

大国主大神は何度も兄神たちに殺され、自ら黄泉の国に赴くのだ。不穏過ぎる!

日本では神話レベルから、神様たちさえも集団イジメをして、自殺(とは違うけど)に追い込んでいるというのが衝撃。

大きな袋を肩にかけただいこく様(大国主大神のこと。七福神の大黒様と混合されますが、正確には別の神様だそうです。出雲大社のホームページで確認しました)って和製サンタクロース(福の神)ってイメージだったけど、実際はこの大袋は兄神様たちに持たされた荷物で、まさにイジメられっ子で泣く。

イジメ防止が狙いで高校生の読書感想文の課題図書に?いやもうムスコの宿題なんて関係なく、ワタシが続きが気になって仕方ない。

大国主大神には是非とも自死以外の解決策を見つけて欲しい。もちろん兄神様たちにも天罰を。いや相手は、八百万の神だよ!どうするよ。

不穏を払うべく、図書館で借りてこよう。












流浪の月、そしてエール

2020-05-21 12:14:29 | 本に暮らす
図書館再開、で届いた予約本が今一番読みたい話題の「流浪の月」です。

2020年本屋大賞受賞。今各賞の中で一番、読書選びの参考になる、全国の図書店員さんが売りたい本。

今年ランクインした作品は半分くらいしか読んでませんが、どれもなるほど面白くて一気読みでした。

「流浪の月」は、幼女誘拐というセンセーショナルな事件の顛末とその後。当事者の未来は気になるものの、犯罪者と被害者との交流というのは、忌避的で受け入れ難く、事情や状況、心情を当事者は説明できず、周囲もやはり理解できない。

それでもいつの間にか、主人公たちに同情し、共感し、応援している。放っておいてあげたいという気持ちになっている。

そのままの自分を受け入れてくれるヒトをみつけるのは容易ではない。だからもし見つけたら手放してはいけない。ってことかな。

そして、コストコのエッグタルトも食べました。
商品名にパステル・デ・ナタと書いてあったのは、ポルトガル発祥のエッグタルトのことなんだって。



ムスコ、実家母の誕生日プレゼントに?庭の梅の木を剪定。長く伸びてとても全部できなかったようだけど。自主的な労働なので、褒めておきました。

実家にぴよちゃんが来ていて、大好きなにいにを蚊にさされながら見張っています。



「にいに、夜に勉強しなさい」とぴよちゃん。今はあたしと遊んでね🎶ってことらしい。



ムスコがぴよちゃんに貰ったお花。ラブラブ😍ね。



夕飯、西京焼きのサバ。



牛肉赤身のロールキャベツ、肉が硬めであっさりしてた。やっぱり脂があるほうが柔らかくて食べ良いかも。やっぱり赤身パテは焼いたほうがいいな。

今朝はムスコを学校に送り出してから、ずっと惣菜作り。ムスコは登校時間が遅いこともあり(夏休みまで、電車通学の密を避けるため登校を遅くするとのこと)、あまり手間取らず。

面倒だ、行きたくないと騒いだけど、言いたいことは山ほどあるが、ネガティブな愚痴には反応しないに限る。



キヌサヤの筋取りと下茹で、空豆の鞘ごと焼き、甘夏の皮むきと蜂蜜漬け、サラダのストック…とりあえずの下ごしらえをしながら、朝ドラを観て涙。

今期の朝ドラ「エール」はよい。今日本中が応援してもらいたいから。

高校野球だけでなく、他のスポーツや文化部の大会だって、受験生や就活生、働く人、仕事なくて働けない人、自粛疲れの人、普通のお母さんだっていつもより頑張ってる。だから、勝つためでなく、なんとか前に進むための応援📣を求む。



最近ブームのオムレツにトマト、玉ねぎ、しめじ、空豆、キヌサヤ、卵、チーズ。

煮卵の漬け汁で、糸こんにゃくと麩、ウインナーの煮物。

大根と空豆も竹輪の煮物、醤油麹漬け鯖焼き。

日々は醤油色エレジー。
衣替えをしたとたんコレだよと哀しみつつ、今日は寒いからこそ、もうひと頑張り動くのだ〜と自己エール。







熱源

2020-04-20 11:18:11 | 本に暮らす
昨夜はずっとこれにかかりきりでした。アイヌやポーランドの名前に苦戦したのも束の間、物語の世界に引き込まれてほぼ一晩で読了。

これは実在するアイヌの人やその周辺の人たちの伝記。

スマホでアイヌの写真や人名などを調べながら読む。現代はすぐ資料がみつかってありがたい。

帯にあるように、「文明」の名の元に衰退していく文化、アイデンティティに苦しむ民族。文明とは、今までの生活を壊して飲み込む理不尽な力。教育はそれに対抗する力。

個人の胸に熱さがあれば、国や民族、志のカタチが変わっても滅びない、続いている。逆に熱くなければ、生きていないということなのかもしれない。

アイヌ熱が冷めないうちに、「ゴールデンカムイ」を読みたくなった。

そして、こんな時期だから余計に、天然痘、コレラなど感染症は予防や治療がなければ、あっけなく死ぬ。熱い志をもった人も栄えていた村もなくなる。だから正しい知識、教育は必要と強く思った。







餃子の皮でラザニア風と「ディス・イズ・ザ・デイ」

2020-02-19 22:04:00 | 本に暮らす
余った餃子の皮で、ラザニア。

グラタンの皿に餃子皮とシチューの粉を振った野菜炒めを交互に重ねて、溶けるチーズをかけてオーブンへ。



ラザニアって食べたことないからよくわからないけど、餃子皮がパリっとして美味しかったです。

クリームソースが面倒ならシチューの粉、もしくはケチャップ味、なんなら味覇とかオイスターソースで中華味でもよさそう。

中に入れるのも肉や魚介、野菜なんでもよさそうだし、餃子の皮は小麦粉だから、お好み焼きみたいなもんね。

今回は、鳥挽肉、じゃがいも、しめじ、人参、ブロッコリーを入れました。

最近読んだ本は。


津村記久子さんは、「ミュージックブレスユー」以来お気に入りの作家さんです。

これはサッカーJ2リーグのサポーターの人々の物語。サポーターは、チームを応援しつつ、チームに人生を応援されている。

三浦しをんさんの箱根駅伝に挑戦する選手たち其々の物語を描いた名作「風が強く吹いている」のような読後感。きっとスタジアムでサッカーを観たくなる。

サッカーに限らず、ご贔屓(推し)を持つということは、家族を増やすようなもの。喜びも増えるが心配も増える。

祈って諦めて勝って負けて泣いて笑って大忙し。でもそれが豊かな人生ってもんじゃないの?と心から思える。

津村さんをどうぞご贔屓に。