私史上初めての遠征である。
そして友達と一緒である。
なんて幸せなんだろう。
と言いつつ、友達とはライブ中一度も会えず、離れ離れ。
所詮ライブ(人生)は、ひとりなのさ。
いやいや、友達のおかげなんです。
ライブ前に、壊れ物を買ってしまった私のために、
ロッカーを探しに行ってくれた友達。
あなたは、本当に炎の下の火(そう、肩車の土台のほうね)
そしておぶさりて~の上の火のほうの私は。
今回ソールドアウトのはずだけど、
あら、ずいぶんスキマが空いてるのね、ずずずい~~~っと前へ。
友達は、サイドのドリンクバーから、
「あの渦の中にいるのかなぁ~」と傍観してたらしい。
グッドチョイス。そこのほうがよくみえる。
知らなかったんです。
ライブ会場前方というのは、常に波打ち際と同じで前へ押し寄せてるんです。
だから、自然に前に押されってちゃうんです。
気がついたら、一階コビー寄りの10列目くらい、
狂乱の最中に。
でもって押されると両脇に流されて、端っこに対流が起こるんです。
そこがまさに私ポジション。ここにいたいわけじゃないのに。
でもまあ、通常にない体験
(踊り跳びはねながら全身でぶつかってくる成人男子こわっ
スキマがあるところには魔がいる)
だったので、それはそれで楽しかった。
ヒロトに水かけてもらったしね。
おお、これが命水か(ボルヴィックらしい)
前3列くらいならともかく、背が高くない限り、かえって見えないもんです。
でもね、人の頭と頭、腕と腕で切り取られた小さな合間から見える姿が、
相応の幸せだなって。卑屈ってるわけじゃなく。
たぶん、たった一人のために目の前でうたってくれても、違うと思うの。
写真の奥行きを出すために、
対象物の手前になにか入れたりするじゃない?
手に届かないけど、確かにそこにいるっていう手応えを、
他の観客を通して実感するから。
それは、今回の窓枠でも感じた。
実際にしゃべったり、笑ったりしてても、
実在を疑っちゃうような雰囲気なんだよ。ホントにホントだよ。
音楽のこと。
個人的に好きな「
鉄カブト」は嬉しかったな。
私は勝手に、キヨシローさんへの弔辞とリンク。
届かない手紙も、知らない橋も。命より大事な思い出を守ってくれ。というのも、
もう二度と会えない大事な人のことだから。
勝手に解釈しちゃってもいいんだもんね。正解なんてないんだから。
今回シングルB面曲が少ないなぁ。(CDはB面ないって話してたな~)
B面曲って、ライブで大バケが多いのに。
ヒャクレンジャーとか、メインジェットとか聞かせてくれい。
そーいえば、50歳は人生B面1曲目だそ~です。
私まだまだA面なのね(笑)
A面の終わりって、感傷的な曲が多そうだけど。(納得)
突き抜けちゃうぜ~まぶしいぜ、になりたいっ。
前回のツアーと比べると、スマイリー&ピースフル&ノスタルジー。
変わっていくけど、変わらないよ。
ずっとずっと楽しめるよ。みたいな安心感が漂ってる。
いや、ただの昭和至上主義?
反省したことが。
ドリンク、アルコールセレクトの場合は、ライブ後に。
ライブで全部放出して無駄だし。
ダイヤモンドホールは、生ビあってグーでした。
で、窓枠で、最後にハイネケンを選んだのよ。
アルコール至上主義なんで。
ハイネケン呑みながら、駅に向かう妙齢の女性って。
汗だくで髪ふりみだしで。
そして開いてるハイネケン片手に、ベーグル&ベーグルでお買い物するって。
そして、運転して帰ることも忘れさらばえてるって。
キケンです。お水飲んでなさい。
名古屋ライブあとの、友人との生ビが最高だったことに尽きます。
気になる友人の感想
「合いの手?が入りやすい曲が多くて、楽しいね!」だったか。
楽しんでいただけたなら、なにより。
また付き合ってくれるんだって。やった!!
ご精読ありがとうございました。
名古屋ダイヤモンドホール2日目セトリ
1.突撃ロック
2.黄金時代
3.人間マッハ(ゴーゲバもだけど、早口言葉的な舌馴らし歌)
4.涙の俺1号
5.チェリーとラバーソウル(私の中では桜とゴム草履と変換される)
6.欲望ジャック
7.他にはなにも
8.団地の子供
9.ホッテンダー
10.鉄カブト
11.とがってる
12.日本の夏ロッケンロー
13.炎
14.ヘッドバンガー
15.グリセリンクイーン
16.底なしブルー(イントロ聴くやいなや後ろへ逃げ 戦闘曲だから)
17.あさくらさんしょ(好き、浜松でも聴いた)
18.紙飛行機
19.エイトビート(よくうたい間違えてるよね)
20.燃え上がる情熱
アンコール
21.南から来たジョニー(末っ子はかわいいんだと)
22.雷雨決行(感動的というより、学芸会的楽しさ!?)
23.ナンバーワン野郎