晩秋の青森・秋田たびの三日目。たびの最終日で、初の快晴です。
二泊お世話になった弘前グランドホテルです。
実は電線下の歩道、糞がびっしり。毎夕、無数のカラスが飛来、投下していました。
■道の駅ひろさき
朝の国道7号線を南下して、道の駅ひろさき(弘前市)にやって来ました。
人の腰丈ほどのネギ7キロ千円、飛ぶように売れていました。
■道の駅いかりがせき
さらに国道7号線を南下して、道の駅いかりがせき(平川市)にやって来ました。
面白いものがありましたよ! 枝の付いた柿。皮を剝いて、このまま干せます。
ここから先は、高速道です。碇ヶ関ICから東北道に入り、秋田県をめざしました。
■道の駅かづの
鹿角八幡平ICで下道におり、道の駅かづの(秋田県鹿角市)にやって来ました。
ここは秋田犬のふるさと、秋田犬に関するお菓子が山積みされていました。
■きりたんぽ館
道の駅の施設内を散策していたら、
への次郎 「きりたんぽ、かぁ・・・」
奥さん 「秋田名物だね」
ここで早めのランチにしました。お品書きを見ると、
二品のみ。
への次郎はきりたんぽ鍋にしました。
鍋に入っていたのは、きりたんぽ、鶏肉(比内地鶏?)、ネギ、ささがきごぼう、舞茸、せり、糸こんにゃく。醤油味のスープは、素朴な味がしました。
奥さんは、お腹が空いていないということで、くるみ味噌付たんぽを二本。
チクワ状の五平餅を食べているような感じ、とのことでした。
食べている間、次々とお客さんが来ましたが、皆さん「味噌付きたんぽ」を注文するだけで、鍋を食べる人はいませんでした。
■寅さんロケ地 鹿角
青森県から秋田県まで足を延ばしたのは、きりたんぽを食べるためではありませんでした。
実は鹿角(かづの)、寅さんの第35作『寅次郎恋愛塾』のロケ地なんですね。
法律家を目指して勉強中の民夫(平田満)は、若菜(樋口可南子)への恋が叶わないと思い込み、遺書めいたものを残し帰郷。それを知った若菜は、寅さんと民夫の恩師とともに、民夫の故郷・鹿角に向かった。
一升瓶を肩にのせた寅さん、へべれけに酔っぱらい、恩師とともに花輪駅に降りました。
当時の花輪駅、現在の鹿角花輪駅です。ロケ現場を撮影しようとしたら・・・、
駅待合室へのドアと、ホームへのドアが閉じられていて、自由に撮影できませんでした。
仕方なくロケ地の撮影は諦め、寅さんが肩にのせていた地酒を買って帰ることに。
この地酒の銘柄ですが、わかるのですよ。ほら、
記事によると、撮影の日、スタッフが酒の空瓶を求め、慌てて駅前の清水商店に駆け込んだそうです。店側が渡したのが、鹿角を代表する地酒千歳盛(ちとせざかり)でした。
で、駅前を探していたら、今もありました、清水商店!
たくさん並んだお酒の中にありました千歳盛。運びやすいように四合瓶を買いました。
つづく