への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

晩秋の青森・秋田  鹿角へ

2024年11月21日 | 旅行

晩秋の青森・秋田たびの三日目。たびの最終日で、初の快晴です。

 

二泊お世話になった弘前グランドホテルです。

実は電線下の歩道、糞がびっしり。毎夕、無数のカラスが飛来、投下していました。

 

 

道の駅ひろさき

朝の国道7号線を南下して、道の駅ひろさき(弘前市)にやって来ました。

人の腰丈ほどのネギ7キロ千円、飛ぶように売れていました。

 

 

道の駅いかりがせき

さらに国道7号線を南下して、道の駅いかりがせき(平川市)にやって来ました。

面白いものがありましたよ! 枝の付いた柿。皮を剝いて、このまま干せます。

 

ここから先は、高速道です。碇ヶ関ICから東北道に入り、秋田県をめざしました。

 

 

道の駅かづの

鹿角八幡平ICで下道におり、道の駅かづの(秋田県鹿角市)にやって来ました。

ここは秋田犬のふるさと、秋田犬に関するお菓子が山積みされていました。

 

 

きりたんぽ館

道の駅の施設内を散策していたら、

への次郎 「きりたんぽ、かぁ・・・

奥さん 「秋田名物だね

 

ここで早めのランチにしました。お品書きを見ると、

二品のみ。

 

への次郎はきりたんぽ鍋にしました。

鍋に入っていたのは、きりたんぽ、鶏肉(比内地鶏?)、ネギ、ささがきごぼう、舞茸、せり、糸こんにゃく。醤油味のスープは、素朴な味がしました。

 

奥さんは、お腹が空いていないということで、くるみ味噌付たんぽを二本。

チクワ状の五平餅を食べているような感じ、とのことでした。

 

食べている間、次々とお客さんが来ましたが、皆さん「味噌付きたんぽ」を注文するだけで、鍋を食べる人はいませんでした。

 

 

寅さんロケ地 鹿角

青森県から秋田県まで足を延ばしたのは、きりたんぽを食べるためではありませんでした。

 

実は鹿角(かづの)、寅さんの第35作『寅次郎恋愛塾』のロケ地なんですね。

 

法律家を目指して勉強中の民夫(平田満)は、若菜(樋口可南子)への恋が叶わないと思い込み、遺書めいたものを残し帰郷。それを知った若菜は、寅さんと民夫の恩師とともに、民夫の故郷・鹿角に向かった。

一升瓶を肩にのせた寅さん、へべれけに酔っぱらい、恩師とともに花輪駅に降りました。

 

当時の花輪駅、現在の鹿角花輪駅です。ロケ現場を撮影しようとしたら・・・、

駅待合室へのドアと、ホームへのドアが閉じられていて、自由に撮影できませんでした。

 

仕方なくロケ地の撮影は諦め、寅さんが肩にのせていた地酒を買って帰ることに。

 

この地酒の銘柄ですが、わかるのですよ。ほら、

記事によると、撮影の日、スタッフが酒の空瓶を求め、慌てて駅前の清水商店に駆け込んだそうです。店側が渡したのが、鹿角を代表する地酒千歳盛(ちとせざかり)でした。

 

で、駅前を探していたら、今もありました、清水商店!

たくさん並んだお酒の中にありました千歳盛。運びやすいように四合瓶を買いました。

                                  つづく