晩秋の青森・秋田たびの二日目。
泊まったのは、弘前グランドホテルです。
サービスの朝食をいただいて、市内観光に出ました。
■弘前市立観光館の周辺
やって来たのは、弘前市立観光館です。
ここに車を止めて、館内に入ってみました。
大きなねぶたが展示されていて、右隣りにはお土産屋さん。
への次郎 「これ、甘いんだよ」
奥さん 「じゃ、買ってみようか」
早くも、お土産に手を出してしまいました。
観光館から外に出ると、近くに古い洋館がありました。旧弘前市立図書館です。
明治に建てられ、昭和初期まで使われていました。旧図書館の裏には、
明治に建てられた旧東奥義塾外国人教師館がありました。
1階は喫茶店が入っていて、2階が見学できました。
奥さん 「明治の建物が残ってるね」
への次郎 「空襲かなかったから」
■弘前城
観光館周辺を散策したあと、弘前城にやって来ました。
この追手門から入って行きました。
杉の大橋です。奥のモミジ、昨晩ライトアップをしていました。
左奥の南内門からさらに入って行くと、
下乗橋です。天守閣がのっていた石垣は工事中で、天守閣は奥に仮置きされていました。
ここは数々のサスペンスのロケ現場(『小京都ミステリー』)なんですよね。
この先で入園料320円を支払ってさらに進むと、天守閣が見えてきました。
この日、中国系の観光客がたくさん来ていて、写っている人たちも。
現存12天守の弘前城天守です。背後の山は、有名な岩木山。
への次郎 「これ、移動させたんだよ」
奥さん 「えーっ!」
このあと、天守閣の最上階までのぼって眺望を楽しんだあと、孫のお土産に御城印を買い、城外に出ました。
■津軽藩ねぶた村
弘前城内を散策したあと、近くの観光施設にやって来ました(入館料600円)。
津軽三味線の生演奏が始まると聞いて、急いで入館すると、
ちょうど始まったところ。演奏者は長峰健一さん、すばらしい生演奏でした。
聴いていたのは中国系ツァー客。演奏終了後、彼らは食事に移動しましたが、
我々二人は残って、ここのお兄ちゃんのお囃子を聴きました。それが終わると、
「やってみねぇかぁ」と勧められ、への次郎、太鼓をたたきました。
太鼓を打ったあと、2階に上がってみると、
への次郎 「ここ、光彦のロケ地だ!」
(『浅見光彦 最終章』)
奥さん 「よく観てるんだね」
■虹のマート
津軽藩ねぶた村のレストラン、中国系観光客に貸し切られ、利用できませんでした。
代わりにやって来たのは、弘前市民の台所・虹のマートです。
ここは、いわゆる市場。見たところ、鮮魚関係のお店が多かったですが、
野菜・果物のお店もいくつかありました。食べるところもあって、たとえば、
こちら、アキモト。
津軽そばを注文しました(420円)。
津軽そばは、この地の郷土料理で、つなぎに大豆を使います。日持ちを良くするために、一度、麺を茹でて冷やす工夫をします。そのため、いざ食べようとすると、腰のない柔らかいそばになるそうです。
でもこちらのそば、つなぎに大豆を使っているんでしょうけど、作り方はほかのそばと同じでした。食べてみると、ほのかな甘み。大豆でしょうか・・・。
つづく