寅さんロケ地の鹿角で地酒千歳盛を買ったあと、鹿角八幡平ICから東北道に入り、青森県をめざしました。
高速道に入ってすぐ、花輪SAでトイレ休憩です。
山のドングリの葉っぱ、茶色になりかけていました。もうすぐ落葉の始まりです。
■道の駅いなかだて
青森県に入り、弘前の一つ先の黒石ICで下道におりました。
やって来たのは、道の駅いなかだて(田舎館村)です。
への次郎 「帰って来たぞー!」
遠くに見えた津軽のシンボル岩木山に、ひと声かけました。
■中町こみせ通り
次にやって来たのは、お隣黒石市にある古い町並みです。
奥さん 「変わった建物ね」
への次郎 「消防の屯所だって」
消防屯所の向かいにある松の湯交流館に駐車。まず館内で情報を集め、
交流館の外に出てきました。
この通りは、こみせ通りといいます。
「こみせ」というのは、雪が降っても歩きやすいように、道に飛び出たひさしのことです。
奥さん 「どこかで見たような・・・」
への次郎 「直江津で見たカンギだね」
このあと、「こみせ」の下をちょっと歩いてみました。
向かいのお宅、雪が吹き込まないように、「こみせ」にガラス戸が付いていますよ。
通りに面した家はどの家も大きいですが、こちらはひときわ大きいですね。
150mほど歩いてくると、横断歩道があったので、反対側に渡りました。
こちら、菊乃井と書かれた看板がありました。入ってみたら、
やはり! 造り酒屋さんでした。昨晩、夕食時に飲んだのは、ここのお酒でした。
奥さん 「試飲はダメだよ!」
奥さんに促されて外に出て、「こみせ」の下を歩いていたら、
への次郎 「ん? ここは・・・」
やはり! 浅見光彦(榎木孝明)のロケ地(『津軽殺人事件』)でした。
交流館に戻って来ました。
交流館はもとは松の湯という銭湯。シンボルの立派な松、今も健在でした。
■青森空港
日のあるうちに、青森空港に戻って来て、
無事、レンタカーを返しました。
FDA機の出発まで時間があったので、
空港内のレストランで夕飯を食べることになりました。
二人が注文したのは、お値打ちな天重(1000円)。
味噌汁の中には、カニが入っていました。
天重を平らげたあとは、旅の反省会の始まりです。そのうち・・・
奥さん 「やっちゃおうかな」
と言って奥さん、地酒のみ比べセット(1200円)を買ってきました。
小牧空港から自宅までの運転が残っているへの次郎、ここは我慢。このあと奥さんによる、旅と地酒の高評を聞かされることになりました。