への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

日南 冬の旅④ 都井岬、都城

2023年02月12日 | 旅行

旅の三日目国民宿舎ボルベリアダグリの駐車場に出て、東の方を見ました。

奥さん  「都井岬は見えるの?

への次郎 「あの長く、薄く見える岬かなぁ

 

都井岬    

志布志市から国道220号を東に戻り、宮崎県串間市にある都井岬にやって来ました。

ここでは、国の天然記念物御崎馬(みさきうま)が自然状態で生息しています。

 

奥さん  「あっ! 看板

への次郎 「野生馬は、この先にいるようだね

 ここで高鍋藩が飼育していた軍馬が明治になって放棄され、野生化しました。

 

しばらく走ると、山の上に馬発見! 望遠レンズでパチリ。

奥さん  「ソテツの前の2頭、向こうを見てるよ

への次郎 ほんとだ」 

 

2頭の視線の方向を見ると…、

 

奥さん  「えっ!! 犬と馬がにらみ合っている!

への次郎 「犬は戦闘モードだね

しばらくにらみ合っていましたが、多勢に無勢。やがて犬と飼い主は去って行きました。

 

その先は、行けども行けども、馬の姿はありませんでした。

 

とうとう岬の先端まで来て、都井岬灯台のぼってみると、

太平洋を一望できました。

 

再び馬を求めて引き返し、観光交流館まで来ると、

 

ソテツの向こうに、

いました! 群れです。

 

その先に行くと、電柱の向こうの谷で、姿がちらちら…、

 

行ってみると、谷の急斜面で草を食んでいました。

危ないよ!! 兄ちゃん!

 

さらに先では、1頭が坂道をふさぐように、じっと立っていて。

何をしてるんだろう?

と思って、坂道の下を見たら、

 

群れがいました。

あの馬、進入路をガードしていたようです。

 

出口の付近まで来たとき、

危ないっ!!!

2頭が悠然と、車と並走しながら、早足で来ました。

 

現在ここにいる馬は98頭。人や車を怖がることなく、自由に動き回っていました。

 

 

港湾通り     

都井岬から再び、志布志に戻って来ました。

志布志駅近くに、特産品を販売している「港湾通り」という店舗があるんです。

ここは鹿児島県のクーポンが使えますよ。

 

で、買ったのがこれ。

クーポンを使い切り、心おきなく鹿児島県をあとにできました。

 

 

ホテル中山荘     

やって来たのは宮崎県都城市。ランチの予約をとっていたホテル中山荘です。

 

フロントに行って、レストランの場所を確認したら、ここに案内されて…、

への次郎 「えっ?! うちの名前が出ている

奥さん  「ここ、レストランじゃないよ、式場だよ!

 

中に入って、またびっくり。

式場の真ん中に、ぽつんとテーブルが置いてありました。

 

しばらくして、予約していた都城焼肉三昧舟盛り御膳(1600円)が運ばれてきました。

奥さん  「わぁっ!! 豪華!

への次郎 「ほんとだ

 

ウェイトレスさんの説明では、都城は牛肉・豚肉・鶏肉の出荷額が日本一。それにちなんで、こんなご当地グルメが考案されたそうです。

説明が終わると、七輪に火がつけられました。

そのあとは、全集中で忙しく焼いたり、食ったり。二人の会話は、なくなりました。

 

会場のしつらえといい、お料理といい、旅を締めくくるにふさわしいものだったね

 

 

焼酎の里     

奥さん  「もう、お腹いっぱいだわ

への次郎 「もう少し時間があるから、どこかに寄ろうか

 

やって来たのは霧島酒造焼酎の里です。

焼酎甕の向こうに竹林があって、その奥には焼酎工場群。

 

左手には、焼酎神社もありました。

 

神社の反対側には、レストランと売店。

 

売店で焼酎ソフトを買って、ベンチでぺろぺろ。

奥さん  「油っぽかった口の中がスッキリしたね

への次郎 「そうだね。さぁ、帰ろうかぁ

 

このあと、近くにあった都城ICから宮崎自動車道に入り、定刻に宮崎空港をテイクオフ。二泊三日の日南冬の旅は、無事、終わりました。