この日、朝から岐阜県の山の中に向かって車を走らせました。
途中、土岐市の道の駅どんぶり会館でトイレ休憩。
奥さん 「もっと先?」
への次郎 「あと20分くらいかな」
目的地は恵那市の道の駅 山岡おばあちゃん市。先週、NHK名古屋放送局の気象予報士寺尾直樹さんが訪れた道の駅です(「ラブ旅!初秋の岐阜・恵那市をゆく」2024/9/4放送)。
10時45分ごろ到着。山の中の駐車場、すでに満車状態でした。
車から降りて、道の駅内にあるレストランにダッシュ。
奥さん 「えっ?!」
への次郎 「行列だ!」
実は寺尾さん、ここに来てランチをしました。それを観た人たちが押し寄せたんでしょう。
50人ほど座れる店内は満席。我々も食券を買って、なんとか席に就くことができました。
呼ばれるまで、壁に貼られていた色紙を見たり、他の客を観察したり。
やっと番号が呼ばれました。
これ、寺尾さんが食べた栗おこわ定食(1500円)!
ほら見て、大きな栗! 秋の味覚です。
もう一つは、夏限定のみょうが寿司定食(1500円)。
寿司は酢飯の上に、甘酢に漬けたみょうが、きゃらぶき、サーモンがのっていました。
ご飯が違うだけで、他は同じ。ここ山岡地区特産の寒天を使ったところてん、野菜天ぷら、田楽・厚焼き玉子と煮豆、漬物。これらはすべて、こちらでの手作り。業務用食材は一切、使っていません。
この味にこの量、山の中まで人が押し寄せるのもガッテンです。ただ量が多く、老兵は難儀をしました。
満腹になったお腹を抱え、外に出てきました。
奥さん 「大きな水車だね」
への次郎 「日本一だからね」
水車を見上げていたら背後で、「カン、カン、カン」と金属音。
後ろを見たら、シニアカップルが「幸せの鐘」を打ち鳴らしていました。
奥さん 「じゃ、私も」
への次郎 「お邪魔だよ」
鐘を打つのをあきらめ、つり橋を渡って行きました。
橋のちょうど真ん中に来ると、ダム湖が見えてきました。
奥さん 「水が少ないね」
への次郎 「台風に備え放流したかな」
以前夏に来た時、この辺りで無数のトンボが飛び交っていました。里に飛んで降りたのか、この日、ほとんど見かけませんでした。
まだまだ続く厳しい残暑、でも、秋が少しずつ近づいていました。