高速道を乗り継いで、愛知県の知多半島の中心地・半田市にやって来ました(2021/11/20)。
「40年近く前、ここに半年住んでいたなぁ。懐かしい」
●半田運河
やって来たのは、JR半田駅と半田市役所に挟まれた、川沿いの一角です。この川、半田運河といいます。
この一帯は江戸時代、酒や酢などの醸造業で発展したところで、現在でも多くの蔵が建ち並んでいます。運河と蔵を観光資源に、「蔵のまち」として整備が進められています。
無料の観光駐車場に車を止めて、酢のミツカン本社の近くに歩いてきました。
後ろのビルが、ミツカン本社の社屋。その手前の和風の建物は、ミツカンミュージアム。日本で唯一の酢の博物館です。酢づくりの工程が理解できますが、新型コロナの感染予防のため休館中でした。
振り向いて後ろを見ると、
運河の向こうにミツカンの大きなロゴが入った建物。つや消し黒の倉庫群です。
「ナンキンハゼが真っ赤! 」
赤と黒とのコントラストです。
このあと、地図を片手に、運河をさかのぼって行きました。
(『いいかも半田』 より)
運河の左岸に黒壁の建物が見えました。
近づくと半六庭園の看板。中に入ると、和風の庭園と建物がありました。
半六とは、江戸時代にここで海運業・醸造業を営んでいた中埜半六だそうです。
半六邸の前を通ったら、お料理のいい香り。中はフレンチレストランだそうですよ。
半六庭園のお隣は、半田の酒造メーカー中埜酒造の酒の文化館でした。
「かつての酒蔵を活用した建物だね」
2階に上がると、酒造りの工程の説明や、酒造りにかかわる道具の展示がありました。
出口に近いところでは、やはり、お酒の販売が。ずらった並んだ國盛のラベル。
で、「ここ限定販売」にひかれ右端の國盛彩華大吟醸あらばしりを買いました。
半田運河を下流からさかのぼってきました。
ミツカン本社の運河沿いと、酒の文化館近くの運河では、遊歩道をつくるなどの工事が進められていました。
半田運河界隈、さらによくなりそうですよ。
つづく