への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

静かな城下町のひな祭り 岩村

2025年03月05日 | 散策

蔵開きをしていた岩村醸造から少し離れ、

岩村城があった山を見上げたました。

 

奥さん  「静かね、ここは

への次郎 「普段はね

 

このあと、古い町並みを駅に向かいました。

ここは3万石の岩村藩城下町

 

こちらは木村邸。藩に御用金を提供した問屋でした。

建物に入ると、りっぱなお雛さま。

その奥は、和風の庭園。

天正疎水が今も流れていました。

 

その先には観光案内所・ふれあいの館

もとの十六銀行岩村支店です。

 

への次郎 「旅篭風だね、建物

染物業を営んでいた土佐屋です。

ここにも立派なお雛さま。奥には、

往時を偲ばせる染料甕がありました。

 

地みその看板、読んでいた奥さん、

奥さん 「司馬遼太郎がほめたって

我々は、ここの五平餅を買いました。

 

こちらの出窓には、古~いお雛さま。

奥から、お雛さまが「ようこそ」。

 

への次郎 「そこ、桝形だね

角で祭りの準備をしていました。

 

奥さん 「『半分青い』のロケ地よ

「ふくろう商店街」でしたよね。

 

への次郎 「ほら、古いね~

カステーラの看板に、

ボンカレー。これ、両面印刷のレアもの。

 

への次郎 「ちょっと、やってみて

奥さんの好きな顔はめ。入りませんでした。

各家の軒下には、当地出身の佐藤一斉の名言。

 

古い町並み散策しながら、岩村駅の近くまで来ました。

 

ここは柴田家。入ってみると、

御殿に内裏雛(だいりびな)が入る御殿雛や、

近隣で作られた土雛が飾ってありました。

 

柴田家から出てきて、

来た道を振り返りました。

 

への次郎 「風情があったね

奥さん  「ほんと。ここ、大スキ

 

 

この地域では、春の訪れが遅いことから、桃の節句はひと月遅れの4月3日。そのころはちょうど、桜が咲く時期。もう一度、来たいものです。