への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

桜の古木を訪ねて③ 龍獄寺

2024年04月15日 | 

道の駅信濃路下條そばを食べたあと、桜の古木を求め、再び国道151号を南下しました。

 

しばらく走って右折し、すれ違いが難しい細い山道をゆっくり登っていくと、やがて眺望が開けました。

奥さん  「ほら、下の方。広い駐車場があるよ

への次郎 「めざすお寺は、あそこのようだね

 

寺に下りて行くために車を進めたら、寺への誘導路の角に大きな桜!

ガイドブックによると、鎮西家の桜です。樹齢300年、胸高周囲2.5m、高さ15m。

 

しばらく鑑賞したあと、坂道を下りて行き駐車場に入りました。

 

広い駐車場の端に、大きな見事な桜がありました。が、木の下に、

無神経な車! 桜を撮りに来ていた人が日陰を利用し止めていました。

 

そこから振り返ると、もっと大きな桜が見えました。

龍獄寺(りょうがくじ)の清浜桜(きよはまざくら)です。

 

寺に近づくと、立派な山門

石段をとんとん上がって、山門をくぐると、

 

二階部分に鐘があるのが見えました。再び山門をくぐって戻って来ると、

山門の屋根越しに清浜桜。

 

ガイドブックを見ると、鎮西家と龍獄寺の大桜はともに、鎮西清浜が1730年に京都から持ち帰ったエドヒガンザクラでした。

 

奥さん  「南信州には、一本桜の古木がたくさん残っているね

への次郎 「山国だから、台風の被害が少ないかな

 

 

天気のすぐれない日でしたが、満開の一本桜の古木を堪能しました。

国道151号を高速道のインターに向かって車を走らせていたら、空にチラチラ桜の花びら。南信州の桜の見ごろは、終わりを迎えていました。

                                          


道の駅・信濃路下條 (下條村)   

2024年04月14日 | 道の駅

長野県飯田市小笠原書院を見学したあと、国道151号を南下し下條村に入りました。

 

ちょうど昼時。ランチをしたいと思い、道の駅信濃路下條に寄りました。

への次郎 「とても道の駅には思えないね

奥さん  「ほんと。お城のようだわ

 

入口から入ると、

への次郎 「えっ?! 峰竜太じゃない!

奥さん 「ほんとだ。彼の故郷かな? ここ

 

ここのレストランは、そば専門店でした。

駅のスタンプを押して、

 

2階に上がって行くと、

メニューサンプルと券売機がありました。迷った末、別々のメニューにし、

 

広い店内に入りました。

手前がテーブル席で、奥が座敷。観光バスツァーにも対応できる広さでした。

 

しばらく待って、出てきました天ざるそば(1400円)。

こっちは大名そば(1200円)。

 

への次郎 「天ぷらの量の違いが、お値段の違いかな

奥さん  「そうだね。もう少し工夫ほしかったね

 

そばの故郷で、美味しいそばをいただきました。ごちそうさまでした。

 

1階の物産品販売コーナーに下りてくると、

への次郎 「ここにもいました、峰さん

奥さん  「故郷に貢献しているね

 

店内を一通り見て出口に来ると、ドアにメニューが貼ってありました。

への次郎 「へ~ぇ。定食もあるんだね

奥さん  「サラリーマン定食、コレ、一番いいじゃない!

 

サラリーマン定食は、そば、カツと野菜の卵とじ、ご飯、みそ汁、サラダに漬物がセットになっていました。

 

奥さん曰く、この定食は券売機のところには提示されていなかったと(見落としかな?)。相当のお怒りで、しばらくこの場を離れようとしませんでした。

                                    つづく

                                          


桜の古木を訪ねて② 小笠原書院

2024年04月13日 | 

長野県飯田市の杵原学校で、満開のシダレザクラを鑑賞したあと、市南部に移動しました。ここに小笠原家陣屋跡があって、桜の古木が植わっています。

 

奥さん  「急な坂道だね

への次郎 「この上に陣屋があったみたいだよ

 

急坂を上がって行くと、石垣の上に建物。

あれが陣屋にあった小笠原書院のようですね。

 

建物に近づいてみると、

への次郎 「すごい!  建物の一部が崖に迫り出ている

奥さん  「京都の清水寺のようだね

 

坂道をさらに上に行ってみると、

書院の入口がありました。左の桜の大木はベニヒガンです。

 

桜がよく見えるところに行ってみると、けっこうな大木でした。

推定樹齢300年。胸高周囲3m、樹高12mもあるとか。

 

しばらく桜を鑑賞したあと、入館料300円を支払って、書院内部を案内してもらいました。

 

ガイドさんの説明によると、陣屋にあった建物のうち、残っているのは、

手前の玄関と、後ろの築400年の書院だけだそうです。

 

書院に入る前に、崖を見せてもらいました。

懸造りというそうです。

 

書院内部に入ると、崖に迫り出た左の廊下と、

畳部屋が前後に2つ、さらに右に板間部屋がありました。

 

建物内部をぐるっと一周し、外に出てきました。

 

書院の参観を終え、駐車場に下りて行くとき、

もう一度、ベニヒガンと書院をカメラに収めました。

 

への次郎 「公開されている書院って、非常に珍しいそうだよ

奥さん  「ほんと! じゃ、いいもの見られたんだね

                                つづく

                                       


桜の古木を訪ねて① 杵原学校

2024年04月12日 | 

薄日がさしてきたこの日、桜の古木を訪ねて、中央道を北上しました。

 

長野県飯田市にある飯田山本インターでおりて、下道を走っていたら、桜の古木を発見。

への次郎 「橋の向かいの桜、大きいね

奥さん  「古木だわ

 

二人で話をしていたら、おじさんが声を掛けてきました。聞くと、この先の学校跡地に桜の古木が多数あるとのこと。さっそく行ってみました。

 

への次郎 「ここじゃないかな

奥さん  「向こうに歩いて行ってるね

後をついて行くと、

 

シニアカップルが桜をバックに、記念写真を撮っていました。

奥さん  「後ろの赤い小さな花、あれも桜?

への次郎 「いや。あれはハナノキじゃないかな

 

来た人たちはみな、我々の横を通り過ぎて、奥へ奥へ向かって行きました。

 

皆さんが目指していたのは、これでした。

杵原学校のシダレザクラ。右端の人と比べてください、巨大さが分かりますよね。

 

根元を見たら、

大きなスイセンが咲いていました。

 

さらに奥に行くと、

別の大きなシダレザクラがありましたが、

 

やはり先ほど見た、このシダレにはかないませんよね。

 

巨大なシダレザクラを鑑賞したあと、校舎をのぞいてみました。

杵原(きねはら)学校と言っていますが、昭和24年に建てられた旧山本中学校でした。

 

この木造校舎、国の登録有形文化財に指定されていて、

映画『母べえ』(2007年)のロケ地としても使われたようですね。

 

ここの桜と校舎、よく整備されていました。聞くと、この学校を卒業した地元の人々によって維持管理されているそうです。

 

車に乗る前に駐車場から、もう一度、桜と校舎を見上げました。

への次郎 「古い物は、壊せばいいというもんじゃない

奥さん  「ほんとだわ。今後も守っていってほしいね、桜と校舎

                                  つづく

                                        


修道院の桜は満開、でも天気が…

2024年04月11日 | 

岐阜県東農地域の桜の名所にやって来ました。ここは、

多治見修道院です。

見事な満開だなぁ

 

ちょうど満開でしたが残念、曇天! いつまで待っても、太陽は出ませんでした。

 

諦めて、奥にあるブドウ畑の方に行ってみました。

 

ブドウ畑にはタンポポの花がたくさん咲いていました。

向こうにも桜が見えたので行ってみると、

 

ログハウスの前の桜、満開でした。

近くで、人の気配がしたので見たら、

 

ありゃ。こっちはもう、散り始めている

今年の修道院の桜、見に来るのが遅れたようです。

 

駐車場に戻ってくると、

向かいの虎渓山の木々、もう芽吹いて、もえぎ色になっていました。

花を見に来るタイミング、難しいなぁ