曲がり角の向こうに・・・

毎日の暮らしの中でフと心に留まった人やもの、そして風景を描きとめています。 

ふたたび和んでください・・・

2018-12-08 | 絵  ⑤絵手紙
娘からの夫の誕生日祝いに届いた花籠の籠の再利用をあれこれ考えているうちに、目に付いたのが本棚の上でのびのびしているワンコの癒しグッズ。 10年程前、神楽坂でのペン画スケッチの個展開催の折に、若い友人から頂いた差し入れ品です。 『開催中は何かと疲れるでしょうから、これを温めて肩に当てると楽になると思って』とのことでした。

実際に温めて肩に乗せて楽しんだりしましたが、いつしか本棚の上に可愛い表情で鎮座する置物状態に。 あの籠に布を敷いて入れたらチョッとお洒落になるかも・・・ 布はこれまた友から何かの折にプレゼントされた、あのショッキングピンクのハンケチではどうか・・・ 実は余りに鮮やかな色なので、ハンカチとして持ち歩くことは気恥ずかしく、申し訳なくも、スーツケースの持ち手に結んで、旅行に行った際、到着ロビーのターンテーブルで回ってくる自分のスーツケースの目印として使っていました 

手刺繍で “Have a Nice Day!" と記されているのもピッタリ!! というわけで、(・_・D フムフムこれで、プレゼント品たちを蘇らせることが出来た・・・と一人悦に入っています。

何かと忙しい師走に誕生日を迎え、いよいよ後期高齢者の仲間入りということで、運転免許証の書き換えやら、保険証の書き換え、おまけに県議会議員選挙があったり、インフルエンザ予防接種にも行かねば・・・ 肺炎球菌の予防注射もした方が・・・そんな気忙しい中でのささやかな気分転換でした~~


★ 絵の中のハンケチは優しいピンクにしてしまいました~~
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ゆ~ったり、の~んびり(^^♪

2018-12-05 | 絵  ⑤絵手紙
先日茅ヶ崎の友人がお土産に持ってきてくれた和菓子を頂きました。 茅ヶ崎の昔語りとして伝わる「河童徳利」にちなんだ懐中しるこです。 徳利型の皮に乾燥晒し餡がたっぷり詰められていて、その徳利をそのままお椀に入れて熱湯を注いでかき回すと皮は溶けて中から可愛らしい白とピンクの鳥が浮かび上がってくる趣向のお汁粉でした。

少し甘めでしたが、体も心もほっこりしました~~

久しぶりに絵手紙で彼女に便りをと、うっかり筆ペンで描いてしまって、大失敗。 墨でないので、絵の具が滲んでしまうことに気が付き、色鉛筆で色を付けたので、なんともチグハグ・・・ 何年も絵手紙を描いていなかったので、すっかり腕?が落ちていました(~_~;)
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楽しかったョ~~友遠方より来たる♪

2018-12-01 | あれこれ
『グループ展に行ってもあなたがいないのなら、作品はお宅にお邪魔して拝見するということで・・ それに、そちらでちょっと行きたいところがあるの。』と、10月に開催するグループ展のDMを見た友から電話があったのが2か月ほど前のこと。 フォークダンス教室で教えたり、自らも更に研鑽を積んだりして、ほとんどフォークダンス漬けの日々を過ごしている彼女と、何もしてないようでこれでもなにかと野暮用がある私と日程の都合が付いたのが昨日のこと。

大学で同じゼミを選択して以来の付き合いですから、数えてみると半世紀以上もの長きに亘る友人です。 上野東京ラインが開通したお蔭で、彼女の住む茅ヶ崎から茨城迄乗り換え1回で来ることが出来るようになったとはいえ、約2時間の列車旅。 で、彼女が見たいというのは、牛久大仏なのでした。 

青銅製立像としては世界一の高さの120mの巨大な大仏像はギネスにも登録されていて、低い山並みの上に立ち上がっている姿が遠くからも良く見えます。 最近、NHKはじめ各メディアからも取り上げらるようになり、日本各地をはじめ、海外からも多くの観光客が見物に来るようになったようです。

昨日は晴れ渡った青空を背に堂々と立つ大きな仏像にびっくりした友でしたが、やはりその穏やかですべてを包み込むような優しい表情にすっかり魅せられたようでした。 手入れが行き届いた広い園内にも和むことが出来ました。

2年振りに会った彼女とはいつものように飾らぬ楽しい会話が弾みます。 大笑いしながら、ストレスを吹き飛ばし、あらためて元気で楽しく生きよう!という気になった素敵な一日でした。

 

彼女がお土産に持ってきてくれた手作りバックです。 明るい模様の生地で、内ポケットにも飾り布が縫い込まれていて、一目で気に入りました~~ バックの中には茅ヶ崎の老舗和菓子やさんの和菓子が入っていて、おやつタイムが楽しみです。
     
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実は彼女は私たち家族の恩人でもあるのです。 夫がクモ膜下出血で倒れた時、私は妊娠10か月に入った時でした。 救急車で病院に担ぎ込まれ、処置を受けた後、担当医師から『今夜が山です。 命を取り留めたとしても、失明か言語障害、半身不随の後遺症が残ります』と言われました。 幸い、開頭して出血した部分の毛細血管を取り除く手術は成功して、医師から言われたような後遺症は残らずにすみましたが、手術の際に視神経に触って左目の視野が一部欠損となりました。 夫はその後2年間自宅療養を余儀なくされました。 ショックで逆子になった子供は、逆子体操を必死でやったお陰で無事に生まれましたが、その時夫の病気のことを聞いた友が、その1年前に生まれた自分のお子さんの新生児用の衣類をそっくり送ってくれたのです。 それは今思っても、本当に有難いことこの上もないものでした。その後、彼女は2人目のお子さんを出産したので、新たにまた用意することになったことも知らずに、私は病人と子供の世話に追われる日々でした。 人の心の温かさがどんなに人に勇気を与えるものか、彼女から学んだ思いです❤
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