昨日、青島日本人会の新年会がありました。日本人会の会ですが、毎年、獅子舞で始まります。シャンシャンシャンと打ち鳴らされるシンバル(?)に合わせながら獅子がアクロバティックな動きを披露します。中国ではお祝い事には必ず獅子舞があるようです。最初はシンバルの音がうるさく感じられ、なじめなかったのが、春節などでならされる爆竹とともに、だんだんとその音を聞くとハレの気分になってくるようになりました。青島日本人学校では和太鼓の演奏が伝統となりつつあります。毎年上級生から下級生に引き継がれています。私たちが聞くと勇壮な和太鼓も、近隣の中国人にとっては地鳴りのような、大砲がとどろいているような薄気味悪い音に聞こえるそうです。音の聞こえ方にも民族性があるのですね。