ぶろぐ“あみん”

タイを中心にアジアの話題。
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■巨大なゾウのオブジェの正体は……

2024年07月07日 00時00分00秒 | ちょっとお出掛け^^
 きょうは、都知事選の投票日ですね。
 都民でなくなってからも久しいのですが、ちょっと気になります(^^; 個人的には、石丸氏に委ねてみるのが面白いと思うのですが。都知事と地方都市の首長とでは規模が違いすぎるので戸惑うことも多いと思います。
 でも、自民系はイヤだ、立民系もちょっとねぇ、となると、そうなるのかなって(^^;

*     *     *

 バンコク南部アウターリングを走ったとき、スクムウィット通りとの交差(サムットプラーカーン県ムアン郡)付近で大きなゾウ、それも三つ頭の大きなゾウが見えます。駅で言うと、バンナーベーリンサムローン (イエローラインはココで乗り換え) プーチャオチャーン・エラワンと続く、プーチャオ~チャーン・エラワンの間です。電車が大きくカーブする所になります。

 BTS車内から見える博物館(^^; ラッピングなんで、見通し悪いんですよね(^^; 目を細めて見ると分りやすいかも(^^;





 ここはพิพิธภัณฑ์ ช้างเอราวัณ(ぴぴったぱーん ちゃーん えらわん)。2003(平成15)年から一般に公開されています。
 พิพิธภัณฑ์(ぴぴったぱーん)は“博物館”、ช้างเอราวัณ(ちゃーん えらわん)が“エラワン象”という意味です。エラワン象とは、ヒンドゥー教由来でタイ神話に登場する、一つの身体に三つの頭を持つ白い巨象のことです。インドラ神に仕える存在であり、雷を操り神を乗せて天へ赴く、空を自由に飛べる聖獣とされています。

 この博物館は、華人実業家のเล็ก วิริยะพันธุ์(レック・ウィリヤパン 1914~2000)によって設立されました。
【博物館内に建つ、レック氏夫妻の銅像】
 氏は、バンコクの中国人実業家の家庭に生まれ、上海の大学に進学しました。その頃、世界中のさまざまな地域の豊かな文化と歴史に浸り芸術や文化に強い関心を抱くようになりました。やがてタイに住む父親が病に倒れたため、家業を手伝うためにタイ王国に戻りました。
 タイ王国に戻ってからは、自動車のノックダウン工場を手に入れ、後にメルセデスベンツ車販売の権利も取得しました。また、氏が設立した銀行は後にクルンタイ銀行となりました。
 彼は、ビジネスマンだった頃から骨董品を収集するようになりました。そして、芸術への思いは、収集した骨董品がいかに貴重であるかを理解すればするほど、彼はそれらを保存しなければならないという強い意識に昇華していきました。
 その思いが、1981(昭和56)年のเมืองโบราณ(むあん ぼーらん=エイシャントシティ)開設や2004(平成16)年のこのエラワン博物館の開設に繋がります。

 では、入場しましょう。




 入口にも書いてありますし、窓口にも表示がありますが、完璧な二重料金です(^^;
 タイ人(大人)250バーツ、(小人)125バーツ。
 外国人(大人)400バーツ、(小人)200バーツ。
 でも、この程度ならカワイイ、ガイジン料金ですよね(^^;
 で、ワタシはどうだったかというと……、
タイ人料金でした(^^; 何も策略は巡らせてはいません。タイ語で、「大人1人お願いします。」と言っただけです。ある程度タイ語を喋るガイジンは、タイ人扱いするってコトなのかもしれませんね。

 入場すると、
見えますねぇ^^

 まずは、




四面仏です。

 そして、




象の下を潜って進みます。

 いよいよ服装を整えて中へ入ります。



 BTSも見えます^^
 象の重量は250トン、頭だけでも100トンあります。その象を支える建物は、高さ14.6メートルの、鉄筋コンクリートです。建物の高さは43.6メートルあり、14階建てに相当します。
 1995(平成7)年に工事が始まり、2003(平成15)年に完成しました。しかし、レック氏は2000(平成12)年に亡くなってしまったため完成した姿を見ることは叶いませんでした。




 館内は、上階を須弥山(しゅみせん)、その下階を地獄としていて、仏教の宇宙観を表しているといわれています。






 館内では、レック氏が集めた明王朝時代の中国の工芸品など、古代の宗教的・歴史的な品々を鑑賞することもできます。

 三(つの)頭ですね^^

 ちゃんとガネーシャさまもいらっしゃいます^^
【2023年 サムットプラーカーン県ムアン郡】

【ノート】
พิพิธภัณฑ์ ช้างเอราวัณ (ぴぴったぱーん ちゃーん えらわん)
エラワン博物館
The Erawan Museum
99/9 Moo 1, Tambon Bangmuangmai, Amphur Muang, Samutprakarn 10270
02-380-0305
0900~1800(発券は1700まで)

♡ขอขอบคุณสำหรับการมาตลอดครับ♡
いつもご来場くださり、ありがとうございますm(_ _)m


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2 コメント

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Unknown (かりびー)
2024-07-08 19:30:17
ここに行ったのはもう何年前になるか…。

私もタイ人価格で入ったのですが、4人ぐらい日本人の女性ばかりで行ったので、チケット売り場の近くでは「日本語しゃべっちゃだめだよ!」とか言い合ってました(#^^#)。

なんか日本でも「外国人価格」がいろいろな場所で適用開始になってるとか。こういう技(笑)を使う人も出てきそうですね。
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かりびーさん^^ (あみん (hgn))
2024-07-09 06:33:31
 まいど、ご来場とコメントをありがとうございます^^

 アウターリングを走っていて車窓に見たのが最初でした。その後、BTSの延伸で「ココかぁ」って^^

 大きな声では言えないのですが、ウボンの先の川向こうにボートで行ったときに同じような経験をしました。行けるのはタイ人だけだから、日本語はダメね、って(^^; 時効だろうな(^^;

 自分は、ガイジン価格って仕方ないかなって思っています。ただ、長期滞在、日本語可なんて場合は、日本人価格で対応するって所も多いようです。知り合いは、看板読んでみろって読まされてタイ人料金になったって言っていましたっけ^^
 日本も、日本人料金は漢数字で書いたらいいと思います。タイ数字よりはわかりやすいと思いますが(笑)
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