中でも、ローマ字転写。
タイ語での表記には、「この文字は読みません」という意味の黙字記号“ ์”があります。多くサンスクリット起源の単語に見られ、綴りとしては書くけれど実際にはその文字は読みませんよ、というものです。
我々に身近な例でいうと、ビールの“สิงห์(すぃん)”があります^^ そう、“シンハビール”のことです。我々(外国人)は“シンハビール”と(または、“シンハビア”“シンハービール”等とも)呼んでいますが、実際には“びあ すぃん”と呼ばれています。
これは、タイ語綴りの“สิงห์”を、忠実に“SINGHA”とローマ字転写した結果です(下記、写真参照)。
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で、本題です(^ ^;
都内から郊外の大学へと向かうときの一コマです。
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ただ、やはり(私は)タイ文字はじっくりと“読”まないと、ときには辞書も引かないと読めませんから、どうしてもラテン文字の方を読んでしまいます。この案内板の場合にパッと目に付くのは、やはり“Srinagarindra Road”ですね。でも、一瞬、なに通りなのかが分かりません。タイ文字でいうと、“ถนนศรีนครินทร์”の部分です。じっくりと、今までの学習を総動員させれば、“たのん すぃーなっかりん”と分かりますが、100km/hで走るクルマからはとてもとても……(^ ^; どうしても“すぃーながりんどら ろーど”と読んでしまい、「?」となってしまいます。
幸い、大きく(พัฒนาการ(ぱたなかーん))ともありますから、ちょっとその辺の地理を知っていれば、「あ! シーナカリン!」って分かるのですが。
せめて、ラテン文字の方は“Sri Nagarin Road”とでも表記してもらえると、ガイジンにとってはとてもありがたく感じます。
日本ローマ字のヘボン式と訓令式との違いのようなものなのか、例えば、スクムウィットを“Sukhumwit”とするか“Sukhumvit”とするか、ワッタナ(区)を“Wattana”とするか“Vadhana”とするか、等という問題もあります。いずれも前者の方が読みやすいと思うのですが、お役所関係(主に、道路の案内看板です)では後者のちょっと分かりづらい表記の方が多いように思います。
おそらく、歴史的に、語彙的に、その方が正しい表記なのでしょうね。
ですが、せめて黙字はローマナイズしないってしてもらえると、ガイジンはとっても助かります(^ ^;
よその国の言葉のことですから、ガイジンがとやかく言える筋合いのものではないんですけどね……。でも、ラテン文字を頼りにするのは、そのガイジンなのですから……。
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タイ語 タイ文字 文字 黙字記号 カーラン ローマ字転写 シンハ ビアシン シーナカリン パタナカン
タイ語での表記には、「この文字は読みません」という意味の黙字記号“ ์”があります。多くサンスクリット起源の単語に見られ、綴りとしては書くけれど実際にはその文字は読みませんよ、というものです。
我々に身近な例でいうと、ビールの“สิงห์(すぃん)”があります^^ そう、“シンハビール”のことです。我々(外国人)は“シンハビール”と(または、“シンハビア”“シンハービール”等とも)呼んでいますが、実際には“びあ すぃん”と呼ばれています。
これは、タイ語綴りの“สิงห์”を、忠実に“SINGHA”とローマ字転写した結果です(下記、写真参照)。

【2015年8月 洋々亭 バンコク・ワッタナー区】
ところが、タイ文字の綴りを見てみると、“สิงห์”と最後の“ha”に当たる部分の文字には、“ห์”と上に先の黙字記号“ ์”が付いています。だから、タイ人は“すぃんは”ではなく“すぃん”と呼ぶことになります。で、本題です(^ ^;
都内から郊外の大学へと向かうときの一コマです。
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【2015年8月 バンコク都内】
この日は高速を使って行ったのですが、高速を使うと大きな案内看板が出ているのは、タイ王国でも日本でも同じです。ただ、やはり(私は)タイ文字はじっくりと“読”まないと、ときには辞書も引かないと読めませんから、どうしてもラテン文字の方を読んでしまいます。この案内板の場合にパッと目に付くのは、やはり“Srinagarindra Road”ですね。でも、一瞬、なに通りなのかが分かりません。タイ文字でいうと、“ถนนศรีนครินทร์”の部分です。じっくりと、今までの学習を総動員させれば、“たのん すぃーなっかりん”と分かりますが、100km/hで走るクルマからはとてもとても……(^ ^; どうしても“すぃーながりんどら ろーど”と読んでしまい、「?」となってしまいます。
幸い、大きく(พัฒนาการ(ぱたなかーん))ともありますから、ちょっとその辺の地理を知っていれば、「あ! シーナカリン!」って分かるのですが。
せめて、ラテン文字の方は“Sri Nagarin Road”とでも表記してもらえると、ガイジンにとってはとてもありがたく感じます。
日本ローマ字のヘボン式と訓令式との違いのようなものなのか、例えば、スクムウィットを“Sukhumwit”とするか“Sukhumvit”とするか、ワッタナ(区)を“Wattana”とするか“Vadhana”とするか、等という問題もあります。いずれも前者の方が読みやすいと思うのですが、お役所関係(主に、道路の案内看板です)では後者のちょっと分かりづらい表記の方が多いように思います。
おそらく、歴史的に、語彙的に、その方が正しい表記なのでしょうね。
ですが、せめて黙字はローマナイズしないってしてもらえると、ガイジンはとっても助かります(^ ^;
よその国の言葉のことですから、ガイジンがとやかく言える筋合いのものではないんですけどね……。でも、ラテン文字を頼りにするのは、そのガイジンなのですから……。
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タイ語 タイ文字 文字 黙字記号 カーラン ローマ字転写 シンハ ビアシン シーナカリン パタナカン
日本はローマ字表記から英語表記に変わってきてて瞬間「ん?」って思うことも。例えば国会前が「Kokkai」から「The National Diet」になってたり。
尋ねる側が読みやすい(理解しやすい)のか尋ねられるほうが分かりやすいのかというところで難しい問題かも。
あの記号が読めたら楽しいだろうなって、タイ語の勉強を始めた頃には思ったものでした(^ ^;
中には、「金斗雲みたい」って^^
それでも、1文字1文字が分かりやすい(筆記体でも、基本的に形は同じです)、上下が分かる……、なんて考えればアラビア文字やペルシャ文字よりはイイかも? なんて思います(^ ^;
国会議事堂前駅の駅名標、投稿してみました。お暇な折にでもご覧いただければ幸いです。
まいど、ご来場とコメントをありがとうございました^^