愛を受け取る

夕暮れに発光する空の下で、しあわせを感じてうっとりした。

そして誰とも何ともなしに、愛されてるんだな、と思った。

私の中から湧きおこる満たされた気持ち。

それがどこから来るかというと、ちょうどセットになる「愛している」に応えているんじゃないかな。

空の空気の湿度と温度に出会った水の粒が、あの形の雲になるように。

どんなに愛されているか心の奥底で感じて、それが反響するこだまのように。