一照さんの坐禅会では坐る前に(前振りという名のおしゃべり/お話は別として)毎回違うことをする。
大抵は体操みたいなソマテイックワークなんだけど、今回はアニマルクロシングというフォーカシングの手法を二人組になってやった。
これも禅の教えの己事究明(漢字合ってる?)自分というものを深く究めて明らかにする、のひとつの方法とのこと。
なんでもいいから動物(実際にいるのでも架空でも)になったつもりで質問に答える。
例えば、とぼとぼ歩く老犬、瞬発力をなくしたチーター、子熊を連れて歩くしろくま(これは大里先生)、木々を飛び回る猿(藤原さん)
では、やってみましょう。
(とやった内容を前に書きました)
表現して表現したものに質問されてもう一歩自分というものの風景に踏み込む。
それまで気がつかなかった姿が現れる。
自分に見えない自分のすがた。
「自己を究明するのが禅」と一照さんは言う。
一照さんは飛ぶ鳥と言っていたけど、どんな鳥だったのかな。
教えていただきました。
「僕は、はるか下の町(葉山?)を見下ろしながら、心地よく旋回を楽しんでいる一匹の(群れの中ではなく)鳶、でした」