お隣の国はこことだいぶ似てるところがあって、美大のキャンパスの学生たちは先輩って呼びかけたり、誰かんちで飲んだり、くっついたり悩んだり、なんか見たことあるような青春を送ってる。
可憐な女性リードの主人公は未だ花開くに至らず、特別な誰かに特別なひととして見出されることを待っている。
そんなにおどおど鹿のような目をして、どんなに目立つかわかってないだろう。
必ず気づいてむしろうと男が来る。
そんな相手にうっかり大事なものを無駄にして無駄にして無駄にして。
もちろん、恋は人生の花だから落ちて溺れて死ぬような心地を知ればいい。
溶けた体の接点で自分の形の輪郭を知れ。
苦しい恋の果てにいつかは学べ。
流す血も涙も自分のものとし
お前の魂はお前のもの、と。
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