何ヶ月ぶりかに人に会って、両手に抱えきれないほどの贈り物を抱えてぼうっとしながら帰る。
お土産にはカレンデュラとちりめん山椒と、お散歩と蹴りとお叱りが入っている。
大人になった私にはそれがどんなに貴重なギフトかよくわかる。
生きるために一番必要な光が空から降ってくるように、どんなに大切にされたか与えられたか、自分がどれほど恵まれているかをヒフから染み込ませながら帰る。
今別れてきた人たちへの言葉にできない感謝と、これから帰る家にいる人たちのありがたさと、両方をつなぐ綱の上の、この体の中にいる。
思いあがらずどこかにいかず、ごまかさず思考に引きずられず、忘れずにくりかえし、祈るように真摯にきちんとここにいようと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます