横断歩道で前を歩く親子連れの背中を見ていた。
お母さん、お姉ちゃん、小さな弟が三人で手をつないでいる。
大きなトラックが左折してそのすぐ後ろを通っていくのを見てひやっとする。
世界中でたくさんのこどもがトラックに(または類似した何かに)轢かれて死んでいる。
今この瞬間にも。
この世に辛いことはいつでもあって、叩きのめされ打ちのめされて、人はそこから立ち上がっていく、こともある。
立ち上がれない、こともある。
長い人生に幾度もそんなことがあって、あるいは生まれ変わって繰り返し生きるということがあるとして。
そんなことが何度もあって、人はより強く賢くよりよくなっていくんだろうか。
いや、違うな。
良くなったり、そうでなかったり、するだろう。
きっと、なるようになっていく。
だからどうでもいいってことではなくて。
どうなるかにこだわらず、精一杯ベストを尽くせばいいんだ。
全部受け止めるくらい、世界は大きい。
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