久しぶりのリアル無心研
人気のない境内に入ったら「ご法要ですか」と誰何された
(説明しにくいけど)
塔頭で集まりがあってとお返事
私は近いけど遠くからもいろんな人(曲者)たちが集まり
人の器量を広げる方法を模索する
学ぶことももちろんだけれども
蚊取り線香の煙さ
隣に座る人の靴下のかわいらしさ
ポットを洗って水気を切る時の重さ
そんなものをふくんだ
ふんわりとした大きな風船のような場が
じわじわと今朝も私を包んでいる
久しぶりのリアル無心研
人気のない境内に入ったら「ご法要ですか」と誰何された
(説明しにくいけど)
塔頭で集まりがあってとお返事
私は近いけど遠くからもいろんな人(曲者)たちが集まり
人の器量を広げる方法を模索する
学ぶことももちろんだけれども
蚊取り線香の煙さ
隣に座る人の靴下のかわいらしさ
ポットを洗って水気を切る時の重さ
そんなものをふくんだ
ふんわりとした大きな風船のような場が
じわじわと今朝も私を包んでいる
ちょっとした女神の助言のような声が時々頭の中で聞こえる。
(幻聴とかそういうのではないのでご心配なく)
(記憶から再生という感じね)
関西弁でざっくばらん
言葉で説明するのは上手い方じゃなさそう
(言語いらないからね)
最後はたいていこんな風に終わる
「…ま、そんな感じかな」
こないだしばらく身体の使い方を教わった。身体を動かして、生まれて初めて自分の身体にいる状態を体験した。
身体心頭、驚きの一体感。
いるだけが喜び。
その時のとその前のと二つのメガネを両手に持って、これからの独り立ちの旅路に着いたところ。
伸び代だらけ(まだまだ)だから、死ぬまで自分を全うする旅を続けるつもり。
今日もまた女神本体はどこかを駆け回り遊び回り笑ってるはず。
川にじゃぶじゃぶ入って遠吠えしたり、滝に飛び込んだりしてるかな。
ちょうどいいものを探していて、旅行用品の中から紫のポーチを手に取った。
これは亡くなった母のものだった。
バッグに入れて持ち運ぶようなかわいいポーチ。
センスのよい人だったので、紫の、といってもばばくさくない。
飛ぶ鳥の小さな刺繍がついた、北欧の色合い。
もう立つこともできなくなった母を連れて最後に大阪の叔母のところへ、そして弟と合流して、母が会いたがった弥勒菩薩と阿修羅を訪ねて奈良へ旅行した。
呼吸器やミキサーや車椅子を持って、新幹線は特別な個室を予約して。
すごいねえらいね、って叔母に言われたけど、楽しいししあわせだと思ってニコニコしていた。
泊めてもらった叔母の家で何かを探していて母の荷物から出したこの小物入れを開けた時その時だけ、不意をつかれて口が聞けなくなった。
足も目も不自由なのに、この旅行のため一生懸命準備しただろう細かいものたちがポーチに詰め込まれていた。
どんなに、どんなに楽しみだったか。
それが伝わってきて、その旅でその時、たった一度だけ泣いた。
暑くて暑くて
クーラーの部屋にいるのにはあはあしちゃう
夏は好きなんだけどさすがに負けそうになる
出勤前に1時間あったので山の緑を見に行った
外で動くと身体の何かが調整される
濃い緑の陰を見て気持ちも満たされた
いってきます
時々行く海辺のアイス屋のプラスチックのスプーンは蛍光ピンク、イエロー、ブルー、グリーンのすごくかわいいのが紙コップに入っていて好きなのを選べるようになっている。
人のよさそうなおじさんが社会貢献を兼ねてかひとりでやっているので、本格的なジェラートなのに小学生はこども料金の100円(経営が心配)おすすめはチョコ味。
私コーヒーは好きなんだけど濃いやつは苦手で、一番好きな2カ所のうちのひとつがここのアイスラテ。コーヒー専門店の水出しのように雑味がなくて身体にも優しい。
こないだ行ったらテイクアウトのカップがプラスティックの蓋が不要のバタフライトップになってた(料金が良心的なので容器代が出るのか心配)
あ、私はアイスやと呼んでるけど、そもそもここはアイスレモネード屋さんだった。
ある時非暴力的コミュニケーションのことを調べていて、フィンランド発祥のオープンダイアログの説明会(オンライン)に参加した。申し込みのホームページで目の片隅で捉えた住所がめちゃくちゃ近所だった。
地図で確認したらアイスやのそばじゃん。
違った、アイスやだった。
さすがだな。
さすが私の行きつけのアイスやだ、と思った。