渋谷・Bunkamura に レオナルド・ダ・ヴィンチを観にいった。
イタリア・ルネッサンス期・・・ 500年以上前の絵画たちです。
レオナルド・ダ・ヴィンチ自身単独の作品は 《ほつれ髪の女》だけですが
人間を人間らしく描く写実性は
写真技術が発達した現代では不要のものと思われるふしもあるが
デジタル技術においてもアナログ技術が基本になっていることを考えれば
『ありのままに描く』必要性は いつの時代でも必要なことだろう。
展示室の一角にモナ・リザばかりのコーナーが。
パロディではなく習作であったり弟子の作品だったり・・
ルーブル美物館所蔵の《モナ・リザ》(実物を観たことはないが)が
やはり一番であろうということがうかがわれる。
《ほつれ髪の女》を楽しんでから6階の ル・シネマへ
ウディ・アレンの『ミッドナイト・イン・パリ』を観た。
アメリカの小説家がパリに旅行にきて
深夜になると黄金の1920年代の世界に紛れ込んでしまうというお話だが
現代のギルが1920年代にあこがれ
1920年代のアドリアナが世紀末に憧れ
世紀末のロートレックがルネッサンス時代にあこがれ・・・
『三丁目の夕日』を懐かしむ気分なのかもしれない。
ついでに観た映画にしてはとても得をした映画だった。
最近観た映画 『テルマエ・ロマエ』、『ダーク・シャドゥ』
どれも時空を超えるモチーフでどれも面白い映画だった。
それにしてもアドリアナ役のマリオン・コティヤールは魅力的です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます