*2017年8月3日撮影
どうやら東北地方も梅雨が明けたようです。
今日は青空が広がって、ずいぶん久しぶりの快晴でした。
ところがあまり気温は上がりません。朝晩は寒く感じるほど。夏はもう終わってしまったのでしょうか?
雨がたくさん降ったせいか、木の下にキノコ類が生えています。
なかでもちょっと変わったキノコのご紹介です。
小さいけれどとても鮮やかな黄色い色をしていて、地面に張り付くようにまとまって生えています。
姿かたちはあまり整っていなくて、ちょっと崩れた感じのものが多いのですが、基本的にはキノコの形をしているようです。
*2017年8月2日撮影
これはヒナアンズタケだと思います。
アンズタケというのはアンズの香りがするキノコで、フランス料理ではよく使うそうです。
そのアンズタケの小さいものという意味で、ヒナアンズタケです。
ヒナアンズタケは、この写真の一番大きいものでも傘の直径は2cmくらいしかありません。
ヒナアンズタケもアンズタケと同様に食用にできるそうですが、なにぶん小さすぎるので集めるのが大変。
なので、あまり食べることはないようです。
*2017年8月3日撮影
これはそれなりに大きく育ったヒナアンズタケ。
くちゃくちゃになっています。
アンズタケもヒナアンズタケも同類なのですが、最近になって微量の毒が含まれていることが判明しました。
きわめて微量なので通常の食用には支障がないそうですが、できれば食べない方がいいということになっています。
*2017年8月2日撮影
きのう地面に顔を出していたヒナアンズタケです。まだ小さいです。
今日行って見たら、もうすでに乾燥して半分干物のようになっていました。
水分が多ければ生えてくるものの、乾燥には弱いようです。見つけたらすぐ取らないと翌日にはダメになっている可能性があります。
ますます、たくさん採るのは難しいキノコです。
鮮やかな黄色いつぶつぶが地面に撒き散らされているような景色を眺めて楽しむのがいいようです。