*2016年6月25日
梅雨空の今日は日中曇りで、夕方から雨になりました。
梅雨の頃は雨が降るのがいい風情です。
最近気になっているこの花はキクバノニガナだということに、とりあえず決めました。
細い茎にごく小さな花(直径7~8mm)の咲く、背丈は30cm前後とあまり高くない草です。
図鑑にはノニガナという草が載っていて、花の感じはとてもよく似ています。
ただ葉の形が違っていて「葉が羽状に切れ込むものをキクバノニガナという」というただし書きを信じて、キクバノニガナだとしたわけです。
*2016年6月25日
そういうわけで「菊葉の苦菜」ではなく「菊葉野苦菜」なのだと思います。
花はまばらに咲いていて、すでに終わって綿毛をふいているものや、まだつぼみのものなどが混在しています。
なかには、すでに花は終わって草全体が枯れ始めているものもあるので、本来の花期はもう少し早いのかもしれません。
*2016年6月24日撮影
花に近寄った写真です。
こうしてみるとコウゾリナなどによく似ていますが、花の大きさが全然違います。
写真では大きさがわからなくなるのですが、コウゾリナは直径2cm超の花なので、実物を見れば違いは歴然です。
よくある草花だと思っても、なかなか図鑑などに記載がないというのはよくあることです。
いろいろなツテを頼って、いつかは納得できる名前にたどりつきたいものです。