
*2021年2月20日撮影
2月になって、もう後半。
今年は、よく雪が降ります。数日続けて降っては、ぱっと晴れる日がやってきます。
ようやく雪が減ってきたなあと思う頃、また数日続けてどっと雪が降ります。
今日はその、ぱっと晴れた1日でした。
雪の少ない冬を2年過ごして、3年目の今年は当たり前に雪の冬です。
それでも少ない方かなあ、とも思います。
今日の朝は冷えたので、樹木の枝先が凍りました。
写真は、積もった雪の中で凍ったドウダンツツジです。
赤い芽がきれいです。

*2021年2月20日撮影
ドウダンツツジはびっしりとさく白い花が見事で「満点星」という漢字があてられたりします。
秋の紅葉も美しい樹木です。
本来は「灯台躑躅」というふうに書くようです。
この場合の「灯台」は、油を入れた皿に芯を入れて火をつけ、明かりとしたものをさします。
3本の棒を中程で紐で縛って油皿の台にしたものを「結び灯台」といい、ドウダンツツジの枝が3つに分かれる姿を「結び灯台」に見立てたことが「ドウダン」の語源とされています。
トウダイがドウダンに変化したのだそうです。

*2021年2月20日撮影
積もった雪の中で、凍っている赤い冬芽。
なかなか出会えない、美しい景色です。

*2021年1月26日撮影
さて、これも凍りついている赤い冬芽です。
1月末の頃の寒い朝に撮影しました。
ドウダンツツジはこんな冬にも、その美しさをアピールしています。
やがて咲く満開の白い花「満点星」を楽しみに待ちたいと思います。