*2014年3月29日撮影
山の林の中にひっそりと咲く、早春の花。
私は見たことがなかったのですが、昨日御薬園で咲いているのを発見しました。
御薬園とはもと会津藩主の庭園で、薬草園でもあります。
オウレンにはキクバオウレン、セリバオウレン、コセリバオウレンの三種があるそうで、じつは三種類の名札がしっかり立っていました。
しかしどれがどれかよく分からず、私にはみな同じに見えました。
後ろに一面に生えているのはスギゴケで、オウレンの葉は花の左側にぼやけているものです。
*2014年3月29日撮影
葉がはっきり写っている写真です。セリの葉のようです。
花のついている茎とは別のところから出ているような印象ですが、根茎で繋がっているのです。
オウレンは黄連と書き、漢方薬として有名です。
根茎を乾燥させて粉末にして、健胃・整腸薬として用いるそうです。
薬だから御薬園で栽培されているわけです。