さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

サワオグルマ

2013-05-31 22:17:31 | 草花

*2013年5月31日撮影

 今日で5月も終りです。水田には水が入り、田植えもほとんど終わったようです。
 ところどころにある休耕田には様々な草が茂っていて、そんななかに、ひときわ目を引く黄色い花を見つけました。
 みっしりと固まって咲いているこの花はサワオグルマです。
 一本の茎にたくさんの花が付くので、とても豪華な姿に見えます。





*2013年5月31日撮影

 こんなぐあいに横に広がっていました。
 環境が合えばどんどん増えそうな勢いに見えますが、日あたりのよい湿地を好むそうなので、そうそう適地はないのかも。
 がんばって増えて、私たちの目を楽しませてもらいたいものです。

ウスバシロチョウ

2013-05-30 21:43:21 | 昆虫

*2013年5月24日撮影

 今日は久しぶりに一日中雨でした。
 それで先週撮ったウスバシロチョウを見ていただきます。
 ウスバシロチョウはモンシロチョウよりは大きくて、アゲハチョウの仲間とされています。
 春というより初夏の今頃の時期によく見ます。一年のうち今頃の一か月程しか現れないそうです。





*2012年6月3日撮影

 ウスバシロチョウは翅(はね)を広げてとまることも多く、翅を広げた姿の写真を探したら、昨年の写真になりました。
 中心の体とその周りの部分が黒くて、模様の黒い線もたいへん目立ちます。白い蝶の中ではなかなか迫力のある蝶だと思います。

 
 

ベニバナトチノキ

2013-05-29 21:00:41 | 樹木

*2013年5月28日撮影

 今回も木に咲く花。
 赤い花がたくさん咲いてとても目を引きます。トチノキの仲間、ベニバナトチノキです。
 普通の白い花のトチノキもいま咲いていて、円錐形の花が上に向かって咲く、独特の姿をあちらこちらで目にします。
 ベニバナトチノキの花も上に向かって咲く、いわゆるトチノキの花の形をしていますが、色が紅色をしているのです。





*2013年5月28日撮影

 花のアップです。
 小さな花が集まっていますが、すでに終わった花や、実になっているものも見られます。
 トチノキの実と言えば、栃の実で、栗の親分のような姿をしています。ベニバナトチノキも同じような実がなるのですが、その始まりの姿がこれというわけです。

ユリノキ

2013-05-28 21:09:40 | 樹木

*2013年5月28日撮影

 ちょと不思議な感じの、木に咲く花、ユリノキの花です。
 北アメリカから明治初期に渡来し、公園など各地に植えられています。
 この花は、一度見ると忘れられないインパクトがあるのですが、葉の中に上むきに咲くので気づかない人も多いのです。

 ユリノキというのはこの花をユリに見立てた命名です。
 別名チューリップツリーというのはわかりやすく、花をチューリップに見立てた命名で、このほうがいいのではないかと私は思います。
 もうひとつの別名、ハンテンボクというのは、葉の形に由来します。
 この木の葉は他にはない特殊な形をしていて、ふつうとがっている葉先が反対にくぼんでいます。それで人の形に見立てたり、半纏の形に見立てたりします。
 葉を半纏に見立てて、ハンテンボクです。

 葉の形の典型的な姿は、上の写真の右端の花のすぐ右下、枝の後ろになっている葉をごらんください。





*2013年5月28日撮影

 ユリノキはどんな木かといういうことで、この写真です。
 樹高20m以上になる高木です。
 会津の鶴ヶ城公園には4本並んで立っています。





*2013年5月22日撮影

 おまけの一枚は、咲き始めの花にもぐり込もうとしている蜂の姿です。
 はっきりしているのはお尻の部分だけなので、違うかもしれませんが、スズメバチだと思います。

ホオジロ

2013-05-27 20:51:52 | 

*2013年5月27日撮影

 今年の春はウグイスの声を聞きませんでした。鶴ヶ城公園の中も、近所の山のほうでも、例年はウグイスがさかんに鳴くのに、今年はさっぱり。
 そんなことをふと思い出して、ウグイスの声を聞きに背炙山(せあぶりやま)へ出かけました。
 さすがに背炙山の上では、ウグイスが鳴き交わしていましたが、ちょっと数が少ないように思いました。
 ウグイスは声は目立つけれどその姿を見るのはたいへん難しく、きょうも発見することはできませんでした。
 
 その代わりと言ったらホオジロに失礼ですが、若葉の枝でさえずるホオジロです。





*2013年5月27日撮影

 冬の間ホオジロは河原の枯れたヨシのなかによく見かけます。冬はヨシの実を食べているのです。
 夏のホオジロは、高原の高い木の梢にとまってさえずっています。平地では見かけません。夏は虫が主食になるようです。
 
 やっぱり、高い木の梢でさえずっているホオジロの方が生き生きとして見えます。