*2013年9月30日撮影
ミゾソバが花盛りです。
水辺に咲き広がっていて、とても見事です。
ミゾソバのミゾは「溝」で、小川や湿地をさします。蕎麦に似た実をつけるので「溝蕎麦」です。もちろん食用にはなりません。
ミゾソバの花はタデ科の仲間のなかでも大きくて目立ちます。
*2013年9月30日撮影
花の色は、白いもの、薄いピンクのもの、濃いピンクのものと変化があり、それぞれに独特の美しさがあります。
この写真は薄いピンクの花です。
濃いピンクの花ほど派手さはないけれど、清楚な美しさを感じます。
*2013年9月30日撮影
花のアップです。
小さな花が集まって、ひとかたまりの花になっています。小さな花が開いたところをみれば、前にとりあげたハナタデと同じ形の花であることが分かります。
タデ科の花はみな同じ形の小さな花が、並んだり、固まったりして、個性を作っているのですね。
色の濃いのはつぼみで、開いた花は白っぽくなるようです。
*2013年9月30日撮影
きょうのおまけは、ミゾソバの花のなかに発見した、ツマグロヒョウモンの雌です。
私は初めて見たので、大感激です。
ツマグロヒョウモンという名は雌の翅の先(ツマ)が黒いことによると、以前書きましたが、これを見ればすぐ納得です。
ミゾソバのなかにいたのですが、右の上下に写り込んでいる花はアキノウナギツカミです。
右の中程にぼやけている花がミゾソバです。