さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

冬のお堀など

2023-01-31 22:28:07 | 風景

*2023年1月31日撮影

 今さらながら、新年おめでとうございます。
 今年もよろしくお願いいたします。

 ぼんやりしている間に、年末も年明けも過ぎてしまって、もう1月の最終日です。

 おかげさまで今のところ雪はあまり降らず、日差しのある日も多い1月です。
 それでも気温は低くて、1日の最高気温が0℃以下という日が続いています。
 散歩に行く会津の鶴ヶ城公園では、お堀が凍ってその上に薄く雪が乗り、この写真のような光景が現れます。
 このような景色は、まさに一期一会。
 二度と同じ景色には出会えることはなく、日々千変万化です。
 水と氷と雪が織りなす景色には、心奪われる思いです。





*2023年1月31日撮影

 お堀の一部に水が凍らない場所があって、マガモたちが寝ています。
 右の外れには、オオバンもいます。
 真冬の景色です。





*2023年1月31日撮影

 高く積まれた石垣に雪が積もっています。
 手前の枝は桜、ソメイヨシノです。
 雪の積もった石垣というのも、冬のお城の見どころです。
 雪が少し積もっただけで、見慣れているはずの石垣が見たこともない景色に変貌します。
 それもまた、一期一会。二度と見ることのかなわない景色です。





*2023年1月31日撮影

 お堀の一部、ヨシが茂っている片隅に、アオサギの姿を発見。
 まだ若いのでしょうか、色の濃いアオサギです。
 鋭い目をしています。何を狙っているのでしょう。





*2023年1月31日撮影

 さてこれは、おなじみのスズメです。
 寒い日々、雪の中を集団で餌を探す姿を見かけますが、これはたまたま電線に集合しました。
 こういうのは見慣れているような気がしますが、じつはいまは滅多に出会うことのない光景になっています。
 どうやらスズメも減っているらしいです。





*2023年1月30日撮影

 おまけの一枚は、きのう撮影したオナガの姿です。
 オナガは会津にも、たまに集団で姿を見せます。
 けっこう動きが速くて飛び回るので、なかなかいい写真は撮れません。
 この程度で勘弁してもらうしかありません。

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 今年もブログは続けていきたいと思っていますので、よろしくお付き合いのほどお願いいたします。

雪上の足跡

2022-02-13 22:26:05 | 風景

*2022年2月11日撮影

 もう2月半ばになりました。
 もうそろそろ雪の季節も終わりが見えるのかなと思いますが、まだ油断は禁物です。

 会津の鶴ヶ城のお堀は、氷が張って雪が積もっています。
 その新雪の上に獣や鳥の足跡がくっきりと見えて、ここにはこんな生き物が暮らしているのだと教えられます。

 初めの写真は、ウサギの足跡です。
 たぶんノウサギ(野兎)だと思います。
 特徴的な三角形の足跡は見た瞬間にウサギだ!と思いましたが、この鶴ヶ城趾にウサギが住んでいるものだろうかと疑問でした。
 しかしこの足跡は、いろいろ調べてもウサギ以外にありえないようです。
 思いのほかたくさんこの足跡があるので、ここにはウサギが住んでいるのだという結論に至ります。





*2022年1月23日撮影

 ちょんちょんと小さな穴が前後についているのが前足の足跡。
 そのちょんちょんにくっついて、横に少し広がった大きい足跡が2つついているのが後ろ足の足跡。
 ウサギは後ろ足が大きくて後ろ足でぴょんと跳ねるのですが、前足をついてから後ろ足はその前につくので、3角形の足跡の3角の頂点側が進行方向ではありません。
 3角形の底辺側が進行方向です。

 この写真で言うと、上の方から進んできたウサギは水辺の方に方向転換して、さらに向きを変え右下の方へ進んでいったようです。
 この方向転換のところで何があったかは、いろいろと想像してたのしむしかありません。

 ウサギは夜行性なので、昼間見ることはほぼ不可能です。
 足跡だけが存在の証明です。





*2022年2月11日撮影

 この写真の足跡はキツネです。
 キツネは私も昼間見たことがあるので、キツネがいることは疑う余地がありません。

 キツネは肩幅が狭いので、足跡が1列に並びます。
 犬などは足跡も右と左別々の2列になることが多いのですが、キツネはきれいに1列になることが多いのが特徴です。
 それも、前後に並んだ前足の足跡にきれいに重なるように後ろ足をおろすので、みごとに1列の足跡ができます。
 これはハンター歩きといわれる、狩をする動物に特徴的な歩き方なのだそうです。





*2022年2月9日撮影

 これはタヌキの足跡だと思います。
 タヌキもキツネ同様にハンター歩きをして、前足の足跡に後ろ足を重ねて歩くのですが、なぜかしだいにずれてしまうところがキツネと違うところです。
 足の大きさもキツネより少し大きいような気がしますが、それは気のせいかもしれません。

 鶴ヶ城公園でタヌキは見たことがないのですが、足跡がそれなりにあるので、やはりここで暮らしているようです。





*2022年2月11日撮影

 この写真の下の方はキツネの足跡だと思います。
 左の方が急に2重になっているのは何でしょうか?
 
 それはともかく、写真の真ん中に写っている楔形の足跡は野鳥の足跡のようです。
 大きさなどから考えて、カラスだとするのが妥当なように思います。
 手前から向こうへ歩いて行って、引き返して来たようです。
 歩いて行った先に食べ物があった(いた?)のかもしれません。無事ゲットして帰ってきたのでしょうか。





*2022年1月24日撮影

 これは氷の上に薄く雪が降ったという、かなり幸運な条件で、カモと思われる足跡がくっきりと残りました。
 この近くに沢山いたカルガモの足跡ではないかと思います。
 足の指と水かきの跡がよく分かります。





*2022年1月16日撮影

 最後の写真は、水辺にたくさんの野鳥の足跡。
 これもこの近くにたくさんいたという理由で、コガモだと思っています。
 かなり小さい足跡で細い楔形なので、水かきはよく分かりません。
 とにかくたくさんの足跡が目を引きました。

お堀の雪景色

2021-01-18 21:43:39 | 風景

*2021年1月18日撮影

 今年は雪が降りましたが、今のところ大雪というわけではなくて、過ごしやすい冬でもあります。
 前回雪が降ったのは2018年の冬でした。
 3年ぶりということになります。

 会津の鶴ヶ城のお堀に氷がはり、その上に雪が降ります。
 日々、2度と見ることのできない風景が現れます。
 これも3年ぶりの風景、冬のお堀です。





*2021年1月18日撮影

 倒木が氷の中に閉じ込められいます。
 この周囲にカモたちが群れるのですが、今日は誰もいません。
 気温が寒すぎるのかも。





*2021年1月11日撮影

 泡立っているかのような水面。
 水面というよりも凍っているのですが。
 雪が白い泡のような感じになってつもっています。
 どういうふうにして、こういう景色が出現するのでしょうか。





*2021年1月11日撮影

 氷の上に雪が薄く積もり、なぜか目玉模様がよく出現します。
 なかなか不思議です。





*2021年1月7日撮影

 これは、氷が薄いというのか細かいというのか、上に乗っている雪ともどもキラキラしています。
 手前は凍っていない水面。

 新型コロナウィルスへの感染は留まるところを知らず、の様相です。
 様々な情報が錯綜して、何が正しいのかよくわからなくなっています。
 無駄な考えをやめて、散歩に出たいと思っています。

新年、冬景色

2021-01-09 21:56:24 | 風景

*2021年1月9日撮影

 遅ればせながら、新年おめでとうございます。

 昨年秋から長々とお休みしてしまいました。
 新年を機に復活したいと思います。

 今年の冬は、あたりまえですが雪が降っています。
 
 今日は少し晴れ間も見えたので、雪景色を撮影してきました。
 最初の写真は、柿の実です。
 鶴ヶ城公園内の柿は誰も採らないので、鳥のご馳走になるか、熟して落ちてしまうかなのですが、まだ枝についたまま残っている実があって、雪が積もっています。
 私の好きな情景です。





*2021年1月9日撮影

 お城のお堀は凍りついて、薄く雪が積もっています。
 それでも場所によって水温が高いのか、一部凍っていないところもあります。
 そんなところに、カモたちが群がっています。

 氷の上を歩いていたコガモたちです。
 この近くには凍らない水面があって、そこにはコガモたちも大集団でたむろしています。





*2021年1月9日撮影

 大きなケヤキの木に雪が積もっています。
 カラスが1羽鳴いていますが、わかるでしょうか。
 雪を被った樹木はなんといってもいい風情です。





*2021年1月9日撮影

 雪が降って、いちだんと厳しい環境を生きなければならないスズメたちの集団。
 これは駐車してある車の屋根です。
 ぜひぜひ、生き延びて欲しいと願いながらの撮影でした。





*2021年1月9日撮影

 川の中にゴロゴロとある石の上に雪が積もりました。
 ここ湯川は、川底の土砂を削り取る工事の最中です。
 これらの石は、やがてきれいに撤去されるのか、景色として残されるのか、注目しています。





*2021年1月7日撮影

 今日よりも良い天気だった、7日の撮影ですが、冬の山の景色です。

 昨秋から、いわゆるコロナ禍は悪化の一途をたどり、再び首都圏などに緊急事態宣言が発令されています。
 日々、いろいろなことを考えさせられますが、感染予防対策を考えながらの生活に慣れていくしかないと思います。
 どうにもならない事を思い煩う事なく、明日も元気で過ごすことだけを目指したいものです。

雪景色

2020-01-06 23:30:51 | 風景

*2020年1月6日撮影

 新年明けましておめでとうございます。
 もう6日になってしまいました。
 雪のないお正月を迎えて、昨日5日にこの冬初めての雪が降りました。
 降ったと言ってもほんの少し積もっただけ。今日になってみれば、雪はあまり残っていません。

 古い倉の瓦屋根に残った雪。
 板壁の雰囲気とともに、心惹かれる風情です。





*2020年1月6日撮影

 会津の鶴ヶ城公園の一角、通称「ささやき広場」の桜たちの足元の雪です。
 草を覆い隠す雪の上に、桜の影が伸びています。





*2020年1月6日撮影

 鶴ヶ城本丸に再建されている、茶室「麟閣」の屋根の雪です。
 この茶室は、千利休の子、小庵が建てたと言われるもの。
 会津城主蒲生氏郷は、千利休の死後、その子小庵を会津に匿い、千家再興のために秀吉に嘆願し小庵の京都復帰を実現しました。
 なのでこの茶室は、千家茶道のルーツのひとつとも言える重要な建物。
 雪をかぶった屋根は、なんともいえぬいい雰囲気です。





*2010年1月6日撮影

 これは、鶴ヶ城の天守閣前にある広場の雪景色です。
 立て札に記載のように、ここは元は大広間のある大きな建物がありました。
 つきあたりに見える塀は、茶室「麟閣」を囲む塀です。

 ふだんは芝生の広場ですが、雪が積もると景色も変わって、いちだんと広く見えるから不思議です。