*2017年11月13日撮影
今日はよく晴れて、朝のうちは「雲ひとつない青空」を見ることができました。
秋も深まって、木々は葉を落とし、草はらは枯れた草に覆われています。
ただ地面の上をよく見ると、春と同じようにさまざまな草たちの芽生えが見られます。
せっかく芽生えても冬の雪の中で枯れてしまうのか、それとも春までそのまま過ごすのか、ちょっと謎です。
夏の間ものすごい勢いで伸びたクズが、枯れ始めています。
写真のクズはあまり大きくないサクラにからみついているクズです。
まだ緑色の大きな葉が存在をアピールしています。
*2017年11月13日撮影
草はらを覆い尽くしていたクズが枯れ始めています。
葉の色が茶色というのか紫色というのか、独特の色に変化しています。
*2017年11月13日撮影
これは、オニグルミの大きな木の梢の方まで這い上って垂れ下がっているクズです。
黄金色に輝いているような雰囲気もあって、枯れ始めのクズの葉もながめて楽しいものと認識しました。
*2017年9月1日撮影
さて、おまけにまだ花が咲いているクズの写真です。
クズは根から葛粉をとったり、同じく根が漢方薬の「葛根湯(かっこんとう、熱冷ましなどに使う)」になったりと役にたつ植物でした。
また牛や馬や山羊や兎など草食動物の好物であったため、飼料としても役立てられてきました。
いまやそういう用途は無くなってしまい、クズはただのやっかいな雑草になってしまいました。
せめて四季おりおりのクズの姿をながめて楽しみたいものです。