*2019年3月30日撮影
曇り空の1日でした。寒いです。暖かくなってほしいと願います。
シダレヤナギの枝先が緑色を帯びてきて、葉が出てきたのか花が咲くのかと、いろいろ眺めてみました。
大きなシダレヤナギの上の方の写真です。枝先が緑色なのは伝わると思います。
*2019年3月30日撮影
少し近づいて、垂れ下がった枝の薄い緑の色を撮りました。
柳独特の、美しい緑です。
石川啄木が
「やはらかに柳あをめる」
と歌った気持ちが、この色に込められていると思うのは私だけでしょうか。
もちろん、シダレヤナギに限らず、春先のヤナギ類は薄い緑色をしています。
*2019年3月30日撮影
もう少し近づいて、垂れ下がっている緑の中身が少し見えてきます。
芽があって葉が出てきているように見えます。
花もあるのでしょうか。
*2019年3月30日撮影
もっと近づいて、花が咲いているのが見えました。
葉が開いて、その中から花が咲いています。
この花はどうも雌花のようです。柳は雌雄別株なのです。
*2019年3月30日撮影
これは別のシダレヤナギの木です。
この丸いこぶのようなものは、いわゆる虫こぶだと思うのですが、名前はわかりませんでした。
虫こぶ、正しくは虫癭(ちゅうえい)といいますが、それぞれ固有の名がついているのです。
調べ方が悪かったのでしょうが、このシダレヤナギの虫こぶの名前にはたどり着きませんでした。
このシダレヤナギは、まだ芽が開いておらず、葉も花も出てきていません。
柳にも個性があるということでしょうか。