さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

昼の月

2016-10-21 22:31:17 | 

*2016年10月21日撮影

 朝は冷え込むようになりました。日中は暖かくなりますが。
 朝の9時ごろ、青空に浮かぶ月を撮りました。
 満月を過ぎるとだんだん月が昼間も残るようになってきます。
 夜の月も、昼の月も、それぞれの風情があって、つい写真を撮ってしまいます。





*2016年10月21日撮影

 夜明けの頃の月は、残月とか有明の月とかいい名前がいろいろありますが、朝とはいえ青空になってからの白い月は、「昼の月」以外に呼びようがないようです。
 なにかもっといい名前を考えたいものです。

夏の雲

2015-05-04 22:42:04 | 

*2015年5月4日撮影

 春から夏への変わりめには、なぜか雲を見ます。
 どんな季節にも空や雲は見ているのですが、夏が来るという実感は空の色や雲に始まるように思います。
 今日の写真の雲たちが夏に特有かといえばそんなことはないのですが、夏の雲への私の思い込みです。

 会津でおなじみの背あぶり山の上に雲です。
 手前の雲はちぎれぐもというような風情ですが、積雲つまりわたぐもの一種でしょう。
 うしろにたなびいているのは高い空に発生する、巻雲つまりすじぐもと思われます。
 二種の雲がかさなって、ああ夏のようだと、思うわけです。





*2015年5月4日撮影

 上層雲とされる巻雲つまりすじぐもの一種のようです。
 空の青さと、うすい雲の風情に、やっぱり夏の空を感じてしまいます。





*2015年5月4日撮影

 これも取り合わせとしては、上空の巻雲と中間の積雲ですが、積雲つまりわたぐもがどーんと大きくて迫力満点です。
 ひょっとすると積乱雲つまり入道雲に発展するのかというくらいで、まさに夏の雰囲気です。
 もくもくと入道雲がでて雷が鳴ったりするのはもうすこし先かもしれませんが、こういう雲はじつに夏が来るというさきぶれのように思います。

9月の月

2014-09-07 23:32:51 | 

*2014年9月7日撮影

 今日は午後は晴れて爽やかな日でした。
 夕方には空が澄んで月の出がきれいに見えました。
 こんな機会はめったにないので、今日は月の写真です。





*2014年9月7日撮影

 その数時間後には空は雲に覆われていて、時折雲の薄いところから月がのぞくという感じになりました。
 雲の中の月の写真です。

 いわゆる中秋の名月はあす8日です。
 満月になるのは9日のようですが、月見はやっぱり名月の日です。
 明日も晴れることを祈って。

うろこぐもとにゅうどうぐも

2014-08-30 20:20:01 | 

*2014年8月30日撮影

 久しぶりに青空が広がりました。
 それでも風は心地よい涼しさで、秋を感じさせる一日でした。
 まだ8月なのにというのは別にして、空に広がるうろこぐもも秋を感じさせてくれました。
 うろこぐもは正式名称を巻積雲といい、秋に限らず一年中あらわれるそうですが、一般的には秋の雲と言われています。





*2014年8月30日撮影

 でも空の反対側には大きなにゅうどうぐも。
 にゅうどうぐもは正式には積乱雲で、まさに夏の雲。夕立をもたらす雲です。
 
 夏のにゅうどうぐもと、秋のうろこぐもとが同じ空に広がって、今の季節を示しています。
 今日は久しぶりに雲の写真でした。
 

幻日

2014-01-03 22:20:21 | 
 皆様、新年明けましておめでとうございます。
 今年もまた少しでもいい写真を撮れるように精進しますので、よろしくお付き合いください。




*2014年1月3日撮影

 元日は雨模様、2日は大雪、今日3日は久しぶりの晴れ。
 気持ちよく散歩してきました。

 年の初めにふさわしいかどうかは分かりませんが、今日の写真は幻日です。
 太陽の左右に別の太陽が二つ現れるという現象です。
 わたしは、めったに見られないものを見た!と興奮しましたが、あまり珍しいものではないそうです。
 最初の写真は左側の幻日。太陽は杉の影にかくして撮影しました。





*2014年1月3日撮影

 少し歩くと、右側の幻日が見えてきました。
 それで虹がちょっと出ているのとは違うぞと気づいたわけです。
 偶然鳥が一羽写りました。ヒヨドリではないかと思います。





*2014年1月3日撮影

 もう少し歩くと全貌が。
 じつはこの外側にもうひとつのハロがあったのですが、色が薄くて気づきませんでした。写真にも写っていません。
 ハロというのは太陽の周りにできる丸い虹のようなもので、日本語で暈(かさ)といいます。
 内側の暈と外側の暈が二重になって現れるのが普通のようです。
 それで内側の暈にくっついて左右に現れるのが幻日です。
 そこだけみれば、虹の一部が光っているという印象です。

 ハロは虹と違って氷晶によってできるそうです。そして、幻日は板状の氷晶によってできるのだそうです。